Kano鉄道局トップ

JR北海道 キハ281系
【写真へ】
 キハ281系は函館‐札幌間高速化のため1991年から開発された特急形振子式気動車で,JR四国の2000系の仕様をベースに設計され,1992年に試作車,1993年から富士重工業と日本車輌製造にて量産に移行,1994年3月1日のダイヤ改正から「スーパー北斗」として営業運転を開始しました。最高速度130km/h,本則+30km/hの性能を持っています。これによりキハ183系「北斗」による函館‐札幌間を3時間29分を2時間59分に短縮しました。なお本系列の製造は27両で終了し,改良形キハ283系に移行しています。
形式 番台区分 番号 製造年 仕様
キハ281 900番台 901 902 1992 運転台付き普通車の試作車,901は函館向き,902は札幌向き,客用扉は2箇所で1箇所は乗務員扉を兼ねる,自重40.1t,新製当初スカートはライトグレー,直ぐ車体同色に変更,定員48名
0番台 1‐6 1993 量産車,試作車とほぼ同仕様,自重43.2t,奇数番号は函館向き,偶数番号は札幌向き先頭車,正面貫通扉窓が試作車より大型化しワイパーを追加
キハ280 900番台 901 1992 中間車の試作車,トイレ,洗面所無し,客用扉は片側1箇所
0番台 1‐4 1993 車椅子対応座席とトイレを持つ中間車,定員51名,自重41.7t
100番台 101‐110 1993 900番台とほぼ同一仕様の量産中間車,定員60名,自重40.6t,トイレ,洗面所無し
キロ280 1‐4 1993 グリーン車,座席数26席,1+2列配置,中央で配置が逆転,自重43.0t
キハ281 901‐902
No.D700_170901‐199
2017年9月1日
キハ281‐902他 7両
スーパー北斗
函館本線 五稜郭
7両編成で五稜郭に停車中のスーパー北斗。貫通扉の小窓の面積が小さくワイパーがないため先頭のキハ281は試作車キハ281‐902であることが分かります。先行のはこだてライナーで急病人のため10分ほど遅れていました。札幌方には貫通幌枠がついています。
キハ281 1‐6
No.D700_170901‐181
2017年9月1日
左 キハ281他 7両
スーパー北斗
右 733系 はこだてライナー
函館本線 函館
函館駅ではこだてライナーと並ぶ281系。
No.iP170901‐7080
2017年9月1日
キハ281他 7両
スーパー北斗
函館本線 函館
FURICO281のロゴ。このコマのみ733系車内からiPhone7で撮影。
No.D700_170901‐200
2017年9月1日
キハ281他 7両
スーパー北斗
函館本線 五稜郭
札幌に向け五稜郭を発つスーパー北斗。函館方は貫通幌枠がなくすっきりしています。
No.D700_170901‐215
2017年9月1日
キハ281他 7両
スーパー北斗
函館本線 五稜郭
函館行きのスーパー北斗が到着。

 2017年9月17日 ページ新設
 2022年8月5日 形式一覧表を追加,写真を番台区分して並べ替え


■ 参考文献
 Wikipedia JR北海道キハ281系気動車


Kano鉄道局TOP 蒸気機関車 電気機関車 ディーゼル機関車 客車 電車 気動車 新幹線