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小坂精錬小坂線
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小坂鉄道では新黒鉱鉱床発見による鉱山鉄道としての輸送力増強を目的として同和鉱業が自社発注したDD130形3両と,同社の片上鉄道から移籍したDD13形1両により貨物輸送していました。いずれも国鉄DD13とほぼ同型で,入換用ではなく本線運転に使用するため,横向き1箇所の運転台ではなく正面向け運転台を前後に持っています。
形式 番号 製造年 製造所 履歴
DD130 DD131 1967 汽車製造 硫酸積載タンク車など多くの貨車を牽引して急勾配を登る必要があるため重連総括制御を備える,小坂線廃止後は小坂鉄道レールパークで動態保存
DD132 1967 汽車製造 同上
DD133 1968 汽車製造 同上
DD13 DD13-556 1968 日本車輌 DD130形と比べ全長が800mm長い他,正面の空気孔,塗色など相違点多数,重連総括制御は非搭載のため重連運転時は協調運転,1968年の落成後は同型機5両で片上鉄道で活躍,1978年9月に小坂鉄道に転入,主にDD130形の予備車として使用,小坂線廃止後は小坂鉄道レールパークで動態保存
DD131
No.315-34
1993年10月11日
左 DD131 3重連貨物
右 キハ2107
小坂精錬小坂線 小坂
小坂構内でキハ2107と並ぶDD13の3重連タンク列車。先頭はDD131。DD131〜3の3両は重連総括制御を搭載しており3重連も容易。
No.315-37
1993年10月11日
DD131 3重連貨物
小坂精錬小坂線 小坂
キハは出て行き残る3重連。
DD132
No.316-03
1993年10月11日
DD131 貨物
小坂精錬小坂線
東岱野→小雪沢



単機でタキを牽引してきたDD132。
No.316-03
1993年10月11日
DD131 貨物
小坂精錬小坂線
東岱野→小雪沢



タキの先頭に立つDD132の雄姿。2END側です。国鉄のDD13と異なり運転台が前向きになっていることがわかります。


 2022年8月9日 ページ新設


■ 参考文献
 Wikipedia 小坂精錬小坂線

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