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オハ35系客車 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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【写真へ】
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オハ35 (スハ33650) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.226-13 1991年7月25日 オハ35 2329 [オハ35系客車] 佐久間レールパーク |
オハ35はオハ35系の中心的存在となる三等車で,1939年から1943年と,戦後1946年から1948年まで合計1,301両が製造されました。製造時はスハ33650形でしたが,溶接構造化で軽量化されており,1941年の称号改正の際に重量等級がオ級に変更されました。従来のスハ32系はボックスごとに600mm幅の窓を2つ並べていましたが,オハ35系ではボックスごとに1000mm幅の広窓を配するようになりました。 (2022/10/06ワイド化) |
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No.D700_120104-394 2012年1月4日 オハ35 206 [オハ35系客車] リニア鉄道館 リニア鉄道館に収められているオハ35 206。妻面には緩い後退角が付いており妻板自体が車体幅より狭い構造。屋根も端部が落としてあり圧迫感がない形状になっています。 (2024/05/29追加) |
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オハフ33 (スハフ34720) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.226-4 1991年7月25日 オハフ33 115 (スハフ34834) [オハ35系客車] 佐久間レールパーク |
ぶどう色2号車体に3等帯入りのオハフ33。称号改正前はスハフ34720形でしたが,オハ35と同様,溶接構造化で軽量化されており,1941年の称号改正の際に重量等級をオ級に変更し,オハフ33と改称されました。オハフ33形はオハ35形と対をなす三等緩急車で,1939〜1943年と戦後の1947〜1948年にかけ606両が製造されました。スハフ32の後継車種として,前位出入台側に便所,洗面所,後位出入台側(写真右手前側)にはブレーキ弁のある車掌室が設置されており,座席定員は80名。車掌室側妻面には屋根への昇降用梯子が備えられています。写真のオハフ33
115は戦前に製造されたグループで,車端絞りがあり台車はTR23を履いています。 (2022/10/06ワイド化) |
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No.225-33 1991年7月25日 オハフ33 115 (スハフ34834) [オハ35系客車] 佐久間レールパーク |
ブレーキ弁のある車掌室と後位側出入台付近。車端部の屋根の絞りがよくわかります。台車はTR23で,ころ軸受に改良されています。。 (2022/10/06追加) |
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No.129-21 1986年7月15日 オハフ33 [オハ35系客車] 531レ 山陰本線 岩美 |
車端絞りのある戦前型オハフ33 (1-346),人気のない駅のホームで対向列車を待つ。 (2022/10/06追加) |
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No.D200_090817-116 2009年8月17日 オハフ33 364 [オハ35系客車] 小樽市総合博物館(手宮) |
オハフ33 347-606は1947年と1948年に製造されたグループで,車体構造は車端絞りのない折妻で台車はTR34に変更,戦後型に分類されます。 (2022/10/07追加) |
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オハ36 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.D200_090817-114 2009年8月17日 オハ36 125 [オハ35系客車] 小樽市総合博物館(手宮) |
オハ36はスハ42に更新修繕を施して自重が軽くなった車両で,側窓枠のアルミサッシ化,室内灯の蛍光灯化がなされている他,扇風機の設置されました。また,出入台の開戸を10系に採用した窓付き開戸に交換しています。 (2022/10/07追加) |
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マニ36 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.66-19 1984年8月19日 マニ36 2045 [オハ35系客車] 東海道本線 豊橋 |
荷物列車に活躍するマニ36 2045はスロ43 2053を多度津工場で改造したもので,落成後から名ナコに所属していました。なお,スロ43はオロ35を電気暖房に改造した車両です。 (2022/10/06ワイド化) |
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マイネ40 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.225-32 1991年7月25日 マイネ40 7 [オハ35系客車] 佐久間レールパーク |
1948年に21両が完成した一等寝台車のマイネ40。在来車のように車端部の屋根を丸めてすぼませるのではなく全断面のまま平らに切り落としていますが,妻面はフラットではなく在来車同様に三面折妻となっており過渡期の車両の特徴が見られます。屋根には鋼板屋根を採用し,冷房用の送風ダクトを内蔵するため深屋根となっています。一等車を表す白帯に寝台の標記と鉄道省の略号JGRの標記をしています。 (2022/10/06ワイド化) |
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No.226-06 1991年7月25日 マイネ40 7 [オハ35系客車] 佐久間レールパーク |
マイネ40形の当初の台車はTR23をベースに軸受をローラーベアリング化したTR34を用いましたが,ばね定数を大きく設定しており乗り心地が良くない欠点があり,車軸駆動冷房装置の搭載でより悪化したため,スハ42,スハフ41の台車を振り替えてTR40を装備しています。 (2022/10/06追加) |
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No.D700_120104-394 2012年1月4日 マイネ40 7 [オハ35系客車] リニア鉄道館 リニア鉄道館に収められたマイネ40 7。妻面は三面折妻形状ではしごを付けています。背が高い分,車内も広々として見えます。 (2024/05/29追加) |
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スヤ42 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.148-20 1987年8月1日 スヤ42 1 [オハ35系客車] 根室本線 帯広 |
黄帯を消し,帯広駅構内にてツーリングトレインとして活用されていた頃のスヤ42
1です。スヤ42 1は1968年にマロネ40 5を改造して作られた保健車で,種車の深い屋根と折妻形はそのまま維持されています。台車も種車のままTR40Aが使われています。1986年9月に廃車となった後,帯広ツーリングトレインとして利用されました。 (2010/01/31追加 2022/10/06ワイド化) |
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スヤ32 スヤ52 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.16-35 1983年8月19日 スヤ32 3 [オハ35系客車] スヤ52 4 [スハ43系客車] 室蘭本線 東室蘭 |
手前がスヤ32 3,奥がスヤ52 4。道内の鉄道職員用の巡回診療・保健検査用に使われました。スヤ32
3は1977年に旭川工場でオハフ33 2270から改造されました。黄色帯が目立ち写真右方の出入台は塞がれていますが,種車である戦前型オハフ33の端部を絞った屋根形状や1000mm幅の上昇窓などの特徴は残っています。スヤ32
3は1986年10月14日付けで廃車となっています。 一方のスヤ52は保健車増備目的でスハ43系のスロ51,スロ52,スロフ52を改造した保健車で,1970〜1972年に6両改造されています。写真のスヤ52 4はスロ52 2からの改造車で,窓枠はアルミ枠です。この車両も1986年に廃車となっています。 (2022/10/06 ワイド化) |
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オエ61 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.D200_090817-122 2009年8月17日 オエ61 309 [札ナホ] [オハ35系客車] 小樽市総合博物館(手宮) |
手宮に保存されているオエ61 309。オエ61形300番台(301〜319)は,マニ50の登場で余剰となったマニ36を改造して救援車オエ61に編入したグループで,1980年から1984年に製造されました。したがってもともと鋼体化改造車ではなく,元をたどれば狭窓丸屋根のオロ35
1であり,格下げでオハ35 1,荷物車改造でマニ36 2004,そしてオエ61 309,と改造を繰り返してきました。 (2022/10/07追加) |
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No.D200_090817-123 2009年8月17日 オエ61 309 [札ナホ] [オハ35系客車] 小樽市総合博物館(手宮) |
種車がオロ35 1であり,台車はTR23DかTR23Eのようです。写真では軸受がコロ軸受になっており,TR23Eと見られます。 (2022/10/07追加) |
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2008年10月18日 スロ81・スロフ81系のTESTページ新設 2009年3月16日 旧型客車のTESTページ新設 2009年5月16日 キャプション記載 2022年9月29日 〜10月4日 形式一覧表作成 2022年10月4日 スロ81・スロフ81のページを本ページの60系客車に集約 2022年10月4日 職用車のページからオヤ31,スヤ42,スヤ32,スヤ52,オエ61を本ページに移設 2022年10月6日 写真ワイド化完了 2022年10月7日 オハ31系,スハ32系,オハ35系,70系,60系,スハ43系,10系の各ページに分割 ■ 参考文献 Wikipedia 国鉄オハ35系客車 Wikipedia 国鉄マロネ40形客車 |
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