717系 |
717系は451系,453系,475系の車体更新で誕生した系列で,両開き2扉車となっています。東北地区(451,453系更新)と九州地区(475系更新)の2グループがあります。東北地区はクモハ717(Mc)-モハ716(M')-クハ716(Tc')の3両,九州地区はクモハ717(Mc)-クモハ716(Mc')の2両単位となっています。
クモハ717には,クモハ451から改造された基本番台,クモハ453改造の100番台,クモハ475から改造の200番台の区分があります。また九州地区のクモハ716-200番台はモハ474からの改造された車両です。一方,モハ716にはモハ450改造の基本番台,モハ452改造の100番台があります。
仙センの717系編成を記載します。左側が奇数方(青森方)です。1987年当時,常磐線でT104,T105以外の運用を確認しています。常磐線では写真に示すように451系,453系,455系と併結して6両,あるいは9両でも運用されていました。 |
編成番号 |
クモハ717 |
モハ716 |
クハ716 |
T1 |
1 |
1 |
1 |
T2 |
2 |
2 |
2 |
T3 |
3 |
3 |
4 |
T4 |
4 |
4 |
6 |
T5 |
5 |
5 |
7 |
T101 |
101 |
101 |
3 |
T102 |
102 |
102 |
5 |
T103 |
103 |
103 |
8 |
T104 |
104 |
104 |
9 |
T105 |
105 |
105 |
10 |
|
1992/4 |
 |
一目千本桜に沿って走る717系。フィルムは実効感度ISO40のベルビアです。
(2018/04/14追加) |
No.261-21
1992年4月18日
717系
東北本線 大河原←船岡 |
1998/4 |
 |
No.153-34
1988年4月1日
717系+453系+455系
常磐線 常陸多賀
手前は奇数方先頭車のクモハ717です。クモハ451から改造され,定員118名,冷房装置はAU13E(5,500kcal/h)を6基搭載しています。 |
1987/7 |
 |
No.147-32
1987年7月25日
717系+451/453系
常磐線 常陸多賀→日立
6両で常磐線を下る。手前(偶数方)はクハ451から改造されたクハ716です。トイレ付で冷房装置は種車のままAU13E(5,500kcal/h)を6基搭載しています。 |
2011年12月23日 ページ新設
■参考文献
JR電車編成表 '92冬号 ジェイ・アール・アール 1992年1月
|