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311系
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 311系はJR東海の直流近郊形電車で,新快速用として1989年から1991年にかけて製造されました。車体やシステムは211系5000番台に準じた軽量ステンレス鋼,直並列組合せ抵抗制御,界磁添加励磁制御方式ですが,前頭部形状などに変更が加えられています。車内は全てクロスシートで,出入口脇と車端部は固定式,それ以外は転換クロスシートが並んでいます。主電動機は120kWの直流直巻電動機C‐MT61A,制動方式は電気指令式回生ブレーキ,抑速ブレーキ,110km/h以上で作用する増圧システムを搭載,台車はヨーダンパ付き空気バネ式軽量ボルスタレス台車C‐DT56とC‐TR241,最高速度は120km/hとなっています。
■新製車
形式 番号 製造年 主な仕様・相違点
クモハ311 1‐15 1989‐1991 奇数(浜松)向き,パンタグラフ,主制御装置搭載,モハ310とユニットを組む,定員133名,座席定員56名
モハ310 1‐15 1989‐1991 クモハ311とユニットを組む,コンバータ装置SCV,CP,蓄電池搭載,定員143名,座席定員64名
クハ310 1‐15 1989‐1991 偶数(米原)向き,トイレ付,定員131名,座席定員52名
サハ311 1‐15 1989‐1991 定員143名,座席定員64名
■編成 ← 浜松・武豊・多治見 米原 →
G1‐G15 クモハ311 モハ310 サハ311 クハ310
Mc M' T Tc'
クモハ311 1‐15
No.D700_130321‐49
2013年3月21日
海カキ G15編成
クモハ311‐15他 4両
東海道本線 稲沢→清洲
浜松/奇 クモハ311‐15+モハ310‐15+サハ311‐15+クハ310‐15 大垣

311系最終編成であるG15による普通浜松行き。製造時は菱形パンタグラフC‐PS24Aを搭載していましたが,シングルアーム形パンタグラフに換装しています。
No.D700_130321‐52
2013年3月21日
海カキ G3編成
クモハ311‐3他 4両
東海道本線 稲沢→清洲
岡崎/奇 クモハ311‐3+モハ310‐3+サハ311‐3+クハ310‐3 大垣

G3編成の岡崎行き。
クハ310 1‐15
No.225‐07
1991年7月25日
海カキ G3編成他
クハ310‐3他 8両
東海道本線 豊橋
豊橋/奇 クモハ211+モハ210+サハ211+クハ210+クモハ311‐3+モハ310‐3+サハ311‐3+クハ310‐3 大垣

豊橋に停車中の311系G3編成。後方4両は211系。
(2023/09/27シャドー調整)
No.225‐16
1991年7月25日
海カキ G編成
クハ310他 4両
飯田線 江島→東上
豊橋/奇 クモハ311+モハ310+サハ311+クハ310 中部天竜

311系は飯田線での定期運用はありませんが臨時列車として入線しました。
(2023/09/27ノイズ低減)
No.D700_130321‐37
2013年3月21日
海カキ G9編成
クハ310‐9他 4両
東海道本線 清洲←枇杷島
浜松/奇 クモハ311‐9+モハ310‐9+サハ311‐9+クハ310‐9 岐阜

313系は4両固定編成。普通岐阜行きに充当されるG9編成。
No.D700_130321‐55
2013年3月21日
海カキ G14編成
クハ310‐14他 4両
東海道本線 稲沢→清洲
岡崎/奇 クモハ311‐14+モハ310‐14+サハ311‐14+クハ310‐14 大垣

G14編成の普通岡崎行き。

 2017年4月1日 ページ新設
 2023年9月27日 新製車一覧表を追加
 2023年9月27日 各写真に編成を追記
 2023年9月27日 イベント毎昇順から形式番台区分毎時系列に並べ替え
 2023年9月27日 新製車一覧表から写真へのリンクを追加
 2023年9月27日 Safariで半角数字列が電話番号リンクされるのを無効化


■参考文献
 Wikipedia JR東海311系電車


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