東京都電車
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 東京都電車は東京都交通局が経営する路面電車で,1882年に開業した東京馬車鉄道を1903‐1904年に電化した東京電車鉄道と,新規に敷設・開業した東京市街鉄道,東京電気鉄道の3社により路面電車が建設されました。これら3社は1909年に合併し東京鉄道となり,さらに1911年に当時の東京市が買収し東京市電,1943年の東京都制施行によって都電となりました。戦後,最盛期には営業キロ約213kmになりましたが,モータリゼーションの進展や営団地下鉄・都営地下鉄の路線の拡張により都電の収支が次第に悪化し,現在は荒川線12.2kmのみが存続しています。軌間1,372mm,直流600V,架空電車線方式で電化されています。
■車両 (撮影済系列のみ)
型式 車両番号 車両数 製造年 主な特徴
6000形 6001‐6290 290 1947‐1952 戦後初の新造車両,半鋼製,全長12,300mm,主電動機38kWx2台,抵抗制御,吊り掛け駆動
7000形 7001‐7093 93 1954‐1956 うち10両1000・1100形からの改造車,全長12,520mm,主電動機52kWx2,更新後60kWx2台抵抗制御,吊り掛け式1段減速平歯車方式,台車D20A,1977年から31両を新造車体に更新し70017031付番
7500形 7501‐7520 20 1962 全長12,520mm,主電動機60kWx2台,吊り掛け駆動,間接非自動抵抗制御,1984‐1987年13両を車体更新,冷房搭載
6000形 6001‐6290
No.135-09
1986年10月6日
6000形 6080号
飛鳥山公園
飛鳥山公園に静態保存されている6080号
No.135-11
1986年10月6日
6000形 6080号
飛鳥山公園



正面は3枚窓。中央窓枠が太いのは保存後の補修によるものと思われます。
7000形 7001‐7093
No.41-29
1984年3月31日
7000形 7025号
三ノ輪橋行
荒川線 向原→大塚駅前
大塚駅前に到着する7025号
No.41-30
1984年3月31日
7000形 7025号
三ノ輪橋行
荒川線 向原→大塚駅前
山手線103系の下をゆく7025号と7005号
No.125-21
1986年4月4日
7000形 7011号
早稲田行
荒川線 三ノ輪橋
三ノ輪橋電停に停車中の7011号
No.125-22
1986年4月4日
7000形 7004号
早稲田行
荒川線 荒川区役所前←三ノ輪橋
荒川区役所前電停に到着する7004号。撮影場所不明でしたが後ろの荒川老人福祉センターから特定。強烈な[女神インク]は印刷インキの製造メーカで,Webページに1936年から荒川区荒川で印刷インキの製造を開始したとあります。現在この地はシティテラス東京三ノ輪のビルになっています。
No.125-23
1986年4月4日
7000形 7026号
早稲田行
荒川線 学習院下→面影橋
サンシャイン60をバックに神田川の鉄橋を渡り早稲田を目指す7026号。
No.135-12
1986年10月6日
7000形 7015号
荒川車庫前行
荒川線 飛鳥山



飛鳥山電停を出発して大きく左にカーブし併用軌道区間に入る7015号
No.135-13
1986年10月6日
7000形 7016号
三ノ輪橋行
荒川線 飛鳥山
専用軌道,飛鳥山電停に到着する三ノ輪橋行き
7500形 7501‐7520
No.125-20
1986年4月4日
7500形 7512号
早稲田行
荒川線 荒川区役所前



雨上がりの荒川区役所前に着いた7512号
No.135-14
1986年10月6日
7500形 7513号
早稲田行
荒川線 飛鳥山←王子駅前
国道122号線との併用軌道を走行する7513号。後方は中央工学校と順天中学・高校
No.135-15
1986年10月6日
7500形 7513号
早稲田行
荒川線 飛鳥山←王子駅前
飛鳥山公園歩道橋の下を走る7513号
No.135-16
1986年10月6日
7500形 7513号
早稲田行
荒川線 飛鳥山



飛鳥山電停に到着

 2024年8月2日 ページ作成開始
 2024年8月3日 ページ新設


■参考文献
 Wikipedia 東京都電車,東京都交通局6000形電車(軌道)
 東京都交通局7000形電車,東京都交通局7500形電車


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