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スハ43系客車 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スハフ42 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.19-33 1983年8月28日 DE10+スハフ42 2154 金トヤ [スハ43系客車] 城端線 城端 |
サルビアとお揃いのDE10に牽かれ発車を待つスハフ42 2154。 (2022/10/09追加) |
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No.120-37 1986年3月16日 スハフ42 183 熊クマ [スハ43系客車] 鹿児島本線 八代 |
スハフ42形基本番台(1〜335,EG付きは+2000)はスハ43の緩急車版として製造されました。台車はTR47で,車掌室はオハフ61と同様で乗降デッキの外側に独立しています。窓は銀色のアルミサッシ化され,トイレの窓はHゴム支持に改造されています。一方,扉はオリジナルです。 (2022/10/09追加) |
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No.D200_100703-73 2010年7月3日 スハフ42 2234 高タカ [スハ43系客車] 上越線 水上 |
高崎車両センターで動態保存されているスハフ42 2234。客用扉はHゴム支持の標準タイプとなっています。 (2010/07/04追加 2022/10/06ワイド化) |
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No.D200_100703-95 2010年7月3日 スハフ42 2234 高タカ [スハ43系客車] 上越線 水上 |
TR47形台車。軸箱支持機構として,ころ軸受を収めた軸箱下端部左右に翼状にばね受け座を出して側枠の荷重を受け止めるウィングばね方式が採用されています。従来国鉄が多用していた軸ばね式と異なり,軸ばねを並列化して個々のばねが負担する荷重を半減させ,かつ軸箱上部の狭いスペースではなく,側枠下から軸箱下端付近までの空間にコイルばねを格納するため,相対としてのばね定数や荷重上限を維持しつつ,柔らかい乗り心地を実現できるメリットがあります。ただし,軸箱ウィング部の重量過大でばね下重量が大きく,プレス鋼板・溶接工法となったTR50と比較すると格段に重いことがデメリットといえます。 (2022/10/09追加) |
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No.D200_100703-75 2010年7月3日 スハフ42 2173 高タカ [スハ43系客車] 上越線 水上 |
上と同じく高崎車両センターで動態保存されているスハフ42です。側扉は更新されています。 (2010/07/04追加 2022/10/06ワイド化) |
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No.D200_100703-93 2010年7月3日 スハフ42 2234 高タカ [スハ43系客車] 上越線 水上 |
スハフ42の車掌室側貫通面。車掌室は乗降デッキの外側にあり,妻面には後方監視窓があります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.D200_110503-89 2011年5月3日 スハフ42 2234 高タカ [スハ43系客車] 上越線 水上 |
スハフ42 2234には妻面に無線アンテナが付けられています。 (翌日追加 2022/10/06ワイド化) |
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スハフ43 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.N9006-23A 1990年11月25日 スハフ43 3 大ナト [スハ43系客車] 大井川鉄道 千頭 |
日本ナショナルトラスト保有のスハフ43 3。スハ44,スハフ43,スハニ35は1951年に特急列車のサービス改善を目的として,特急専用三等車として開発されました。側窓幅が狭い小窓が並んだ外観が特徴で,スハ44系とも呼ばれます。基本構造はスハ43系に準じていますが,デッキは片側のみ,車内は2列配置の一方向き固定クロスシートを備えています。固定クロスシートというのは,往路到着から復路出発までの間にY字線を使って編成ごと向きを変える運転方法を前提としており,最後尾に一等展望車を連結した国鉄の看板特急「つばめ」「はと」の運用以外では使いづらい車両といえます。 (2022/10/08追加) |
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スハフ44 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.195-9 1990年8月8日 スハフ44 7 [スハ43系客車] 函館本線 小樽 |
C62ニセコ号に活躍していた頃のスハフ44他5両編成の最後尾はスハフ44 7。スハ45とともに北海道向けに製造された緩急設備付き座席車で,1952年から1954年に27両製造されました。車体の鋼製はスハフ42と同じですが,客窓の二重窓化,温気暖房装置などの北海道向け設備を持ち,車軸発電機も歯車駆動方式となっています。 (2022/10/06ワイド化) ![]() |
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No.D200_090817-113 2009年8月17日 スハフ44 1 函ハコ [スハ43系客車] 小樽市総合博物館(手宮) |
屋根がかなり痛んできていました。サボは吊り下げ式稚内行が入っていました。 (2022/10/06ワイド化) ![]() |
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No.D700_121008-13 2012年10月8日 スハフ44 25 函ハコ [スハ43系客車] 真岡鐵道 真岡 |
船の科学館に展示されていた青函連絡船「羊蹄丸」にはスハフ44 25が載っていました。新居浜東港から真岡駅に搬入され周囲の環境整備中です。扉はHゴム支持で上下が広いタイプに更新されています。窓はアルミサッシです。 (2012/10/13追加 2022/10/06ワイド化) |
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No.D700_131013-46 2013年10月13日 スハフ44 25 [スハ43系客車] 真岡鐵道 真岡 |
上と同じスハフ44 25,立派なキューロク館が建ち収納されています。歯車駆動式の車軸発電機が見えます。貴重な車両が美しい状態で屋内で保存され嬉しいです。 (2014/08/24追加 2022/10/06ワイド化) |
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スハ45 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.D200_090817-111 2009年8月17日 スハ45 14 [スハ43系客車] 小樽市総合博物館(手宮) |
小樽に保存されているスハ45 14。スハフ44とともに北海道向けに製造された座席車で1952年から1954年に53両製造されました。基本構造はスハ43形と同等ですが,客窓の二重窓化,温気暖房装置等の北海道向け設備を持っています。また車軸発電機も歯車駆動となっています。 (2022/10/07追加) |
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オハフ45 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.129-10 1986年7月15日 オハフ45 [スハ43系客車] 山陰本線 浜坂 |
DD51牽引の客車列車の最後尾を務めるオハフ45。オハフ45は1955年にスハフ42の各部の設計を見直して'ス'級から'オ'級に軽量化した新製車で,台車はTR47のままですが,側枠や軸箱守の素材を工夫した軽量型に成功しています。写真の貫通扉は近代化改造でHゴム化されています。 (2022/10/06ワイド化) ![]() |
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オハ46 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.D700_141011-353 2014年10月11日 オハ46 13 大ミハ [スハ43系客車] 梅小路蒸気機関車館 |
美しく整備されたオハ46。オハ46もオハフ45と同じ軽量改良形として1955年に60両が新製されたグループで,スハ43の各部の設計を見直して'ス'級から'オ'級に軽量化しています。基本構造はスハ43と同じですが,鋼板屋根化されているため妻面のキャンバス押さえが省略されすっきりしています。雨樋も金属製の細いものになっています。 (2014/10/26追加) |
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No.D700_141011-351 2014年10月11日 オハ46 13 大ミハ [スハ43系客車] 梅小路蒸気機関車館 |
扉窓は近代化改装で白Hゴム支持となりました。所属は大ミハ。 (2014/10/26追加 2022/10/06ワイド化) |
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オハフ46 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.99-25 1985年4月28日 オハフ46 2009 [スハ43系客車] 米原客貨車区 |
EF58撮影会の際に整備中の旧型客車編成を撮影。手前はオハフ46 2009で,この車両,元は1954年製のスハ43
589でした。1963年に台車をTR47からTR23Hに変更し軽量化する改造を受け,オハ47
157に改番されました。その後,1965年には緩急車化および電気暖房化改造を受け,オハフ46
2009と改番されました。この写真では台車部分が暗くて良く見えませんが,円筒形のころ軸受と4並列の板ばねの先端が見えます。なお,種車がスハ43なので緩急車といってもスハフ42とは異なりブレーキ弁のある車掌室はデッキの客室側に設けられ,後方監視窓はありません。 (2022/10/06ワイド化) |
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オハ47 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.D200_100703-78 2010年7月3日 オハ47 2246 [スハ43系客車] 上越線 水上 |
高崎車両センターで動態保存されているオハ47。オハ47は1961年〜1969年にかけてスハ43を種車にオハネ17,オシ16に台車を供給して交換,TR23に履き替え,ス級からオ級に軽量化した改造車両で,328両が改造されました。なお,この車両は側扉の窓が縦長になっています。 (2010/07/04追加 2022/10/06ワイド化) |
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No.D200_100703-77 2010年7月3日 オハ47 2266 [スハ43系客車] 上越線 水上 |
オハ47のTR23H台車。スハ43はウイングばね式鋳鋼台車のTR47を装備しており,優等列車に使用するオハネ17やオシ16と台車を振り替えて軽量化し,オハ47となりました。発生品のTR23形台車をスハ43に装着するにあたり,ころ軸受化し心皿改修をおこなってTR23H形台車としています。 (2022/10/09追加) |
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オヤ62 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.78-13 1984年11月3日 EF65 63+オヤ62 11+チキ 工臨 東海道本線 芦屋→西ノ宮 |
EF65一般形が牽引するロングレール運搬用チキ工臨,2両目の客車は向日町レールセンターの工事用宿泊車,オヤ62です。この工事用宿泊車については,1974年にオハニ61形2両がオヤ62
1, 2に改造され運用されていました。1984年に0番台2両の置換えとしてオヤ62
11, 12が誕生しました。この2両の種車はスハフ42であり,スハフ42 314が幡生工場で改造されオヤ52
12が誕生しています。一方,オヤ62 11も1984年4月16日に幡生工場で改造されたもので,種車はオハフ41
203でした。このオハフ41 203,もとを辿ればスハフ42 278で,1979年7月に下関地区の行商用として全室ロングシート化改造を受けて改番され,50系客車に併結して使用されていました。オヤ62
11はぶどう色2号,オヤ62 12は青15号塗色であったとのことであり,この写真はオハ62
11と特定できます。車内には寝台,シャワー室,厨房を備えた休息室があり空調が設置され,その電源は後位側の機器室のディーゼル発電機から給電されており,写真には発電機のダクトがみえます。なお,このオヤ62形11,
12は1987年3月の国鉄民営化に伴う業態変化により魔改造からわずか3年で廃車となっています。 (2022/10/07 本ページに追加) |
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2008年10月18日 スロ81・スロフ81系のTESTページ新設 2009年3月16日 旧型客車のTESTページ新設 2009年5月16日 キャプション記載 2022年9月29日 〜10月4日 形式一覧表作成 2022年10月4日 スロ81・スロフ81のページを本ページの60系客車に集約 2022年10月4日 職用車のページからオヤ31,スヤ42,スヤ32,スヤ52,オエ61を本ページに移設 2022年10月6日 写真ワイド化完了 2022年10月7日 オハ31系,スハ32系,オハ35系,70系,60系,スハ43系,10系の各ページに分割 ■ 参考文献 Wikipedia 国鉄スハ43系客車 Wikipedia 国鉄TR23形客車 保存車・廃車体めぐり 日本国有鉄道 オヤ62 11 鉄道友の会名古屋支部 http://jrc-nagoya.sakura.ne.jp/haisha/oya6211.html |
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