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スハ32系客車 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スハフ32 (スハフ34400) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.D200_110925-126 2011年9月25日 スハフ32 2357他6B [スハ32系客車] 上越線 後閑→沼田 |
スハフ32形は,1929年から1931年にかけて105両が製造された二重屋根のスハフ34200形と,1932年から1942年にかけて311両が製造された丸屋根のスハフ34400形がありました。1941年の称号改正でスハフ34200形とスハフ34400形はともにスハフ32形とされましたが,スハフ34200形のうち7両が1938年に華中鉄道に供出されていたため,スハフ32
1〜98が二重屋根車,99以降が丸屋根車と付番されました。 (2022/10/06ワイド化) |
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No.D200_100703-86 2010年7月3日 スハフ32 2357他6B [スハ32系客車] SL ググっとぐんま号 上越線 水上 水上停車中の旧型客車,最後尾に連結されているスハフ32。列車無線アンテナが後付されています。 (2022/10/07追加) |
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No.D850_221001-097 2022年10月1日 スハフ32 2357 [スハ32系客車] 只見線 会津蒲生←只見 |
DE10 1651に牽引されるスハフ32 2357。スハ32系では座席のシートピッチを1,455mmとし,ボックス席1つにつき600mm幅の窓2枚が並ぶ構成。窓下には三等車を表すVの文字が標記され,一般車用2軸ボギー台車TR23を履いています。 (2022/10/03追加). |
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マイテ39 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
No.D200_080105-15 2008年1月5日 マイテ39 11 [スハ32系客車] 鉄道博物館 桃山式の豪華な車内装飾を誇るマイテ3911。1930年にスイテ37010形として2両製造されました。 (2022/10/06ワイド化) |
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No.D850_221112-173 2022年11月12日 マイテ39 11 [スハ32系客車] 鉄道博物館 オハ311側から撮影すると二重屋根が良く分かります。また,豪華なソファも垣間見えます。 (2022/11/17追加) |
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No.D850_221112-175 2022年11月12日 マイテ39 11 [スハ32系客車] 鉄道博物館 |
下関行きの表示が出されています。東京から下関,関釜航路を経由してはるか欧州まで鉄路で繋いでいた欧亜連絡特急「富士」の役割,当時はとても大きかったと思います。 (2022/11/17追加) |
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No.D850_221112-178 2022年11月12日 マイテ39 11 [スハ32系客車] 鉄道博物館 |
1930年に製造されたスイテ37010形,基本構造は一足先に製造されたスイテ37000形に準じていますが展望室は桃山式の御殿造りの豪奢な内装で,定員は一等18名,展望室12名,寝台車を連結しているため展望車内に区分室はない構造です。当時どんな方々がどんな身なりでどんな会話をされていたのか興味深いです。 (2022/11/17追加) |
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No.D850_221112-180 2022年11月12日 マイテ39 11 [スハ32系客車] 鉄道博物館 |
これが桃山式の御殿造り。仏壇と揶揄されたようですが,確かにそういう風にも見えます。 (2022/11/17追加) |
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マイテ49 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
No.8-35 1983年8月4日 マイテ49 2 [スハ32系客車] 交通科学館 「つばめ」テールマークを付けて交通科学館に展示されていた頃のマイテ49 2。マイテ49 2は特急「富士」用スイテ37000形・スイテ37010形の置換えとしてスイテ37040形,スイテ37041として1938年に大井工場で製造されました。丸屋根,3軸ボギー台車TR73を履き,UF50A台枠を使用した溶接組み立ての鋼体,展望室の側窓は1200mm幅,その他は700mm幅,展望室と一等室の間にはボックスシート8名分を設置,車軸駆動冷房装置の搭載準備がなされています。1941年10月の称号改正でスイテ49 2となりましたが,戦時中は使用停止,戦後は進駐軍に接収され,冷房が装備されました。1949年に接収解除となり,照明の蛍光灯化,冷房改造などを施工して整備し特急「はと」に使用されました。1953年の称号改正でマイテ49 2と改称しています。1956年に青大将色に塗り替えられ,1957年には宮原区に転属し「つばめ」の予備車となりました。1960年にマロテ49 2に改称,1961年に廃車となり,大阪の交通科学館に保存されていました。 (2022/10/06ワイド化) |
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No.144-21 1987年3月16日 マイテ49 2 [スハ32系客車] 東海道本線 高槻→山崎 |
マイテ49 2は1987年に改修の上復籍しました。写真はぶどう色2号でお色直しされたEF58150に牽引され,東海道を上るマイテ49 2。復活に際し展望デッキの柵が追加されています。上の写真と比べると安全性とは言え美観を損ねてしまっておりイマイチです。 (2022/10/06ワイド化) |
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No.D850_221228-138 2022年12月28日 マイテ49 2 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
マイテ49 2は鉄道150周年の2022年10月14日に廃車となり,これを機に京都鉄道博物館に収蔵されました。左が前位で,出入台,便・洗面所,車掌室,一等客室と並んでいます (2023/01/05追加) |
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No.D850_221228-140 2022年12月28日 マイテ49 2 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
中央のサボ受けから左が一等客室で700mmの窓が200mmの間隔を開けて6つ並んでおり,この窓1つずつに回転する座席が通路を挟んで左右に計12席並んでいます。右側は区分室,といってもコンパートメントではなく,前後間仕切りのある空間に通路を挟んでボックスシートが1組ずつ備えられています。 (2023/01/05追加) |
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No.D850_221228-182 2022年12月28日 マイテ49 2 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
左の窓が展望室,中央の2連窓がボックスシートのある区分室,その右側,サボ受けのあるところから右へ窓6つが一等客室となっています。一等客室の定員16名は,回転座席の12名とボックスシートの4名分を足した数となります。 (2023/01/05追加) |
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No.D850_221228-143 2022年12月28日 マイテ49 2 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 展望デッキ。シンボルのテールマークが取り外されており,取り付け機構がよくわかります。 (2023/01/05追加) |
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No.D850_221228-058 2022年12月28日 展望車テールマーク 京都鉄道博物館 展望車のデッキに取り付けられた行灯式テールマーク。丸い「つばめ」「はと」の他,山型の富士マークもありました。富士のローマ字はHUZIと表記されています。ちなみに鉄道博物館のマイテ3911の富士はFUJIとなっています。 (2023/01/05追加) |
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No.D850_221228-228 2022年12月28日 マイテ49 2 ・ C621 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
2022年10月14日の鉄道開業150周年に合わせて美しく塗り直されたC62形1号機と並ぶマイテ492。 (2023/01/05追加) |
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No.D850_221228-234 2022年12月28日 マイテ49 2 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
1200mm幅の広窓が4つ並ぶ展望室と展望デッキ。3軸ボギー台車TR73はコロ軸受けに改造されています。おそらく1987年の復活時に改造されたと思われます。 (2023/01/05追加) |
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No.D850_221228-242 2022年12月28日 マイテ49 2 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
展望デッキと展望室の間には大きなガラス窓と扉があり開放的な空間となっています。 (2023/01/05追加) |
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No.D850_221228-244 2022年12月28日 マイテ49 2 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 マイテ49形は溶接による鋼体を用いているためリベットがなく非常にすっきりとした外観となっています。 (2023/01/05追加) |
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No.D850_221228-249 2022年12月28日 マイテ49 2 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
前位側。妻面を絞った美しい形状で梯子を備えています。形式マイテ49 42.1t,29-11 網干総の標記があります。 (2023/01/05追加) |
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No.D850_221228-251 2022年12月28日 マイテ49 2 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 一位側妻面。@の横に備品管理用?のバーコードが貼られているのも時代ですね。 (2023/01/05追加) |
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No.D850_221228-253 2022年12月28日 マイテ49 2 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 下から,鉄道省 大井工場 昭和13年の製造銘板,中央が鉄道省の銘板,上が改造銘板で日本国有鉄道 鷹取工場 昭和61年改造 の文字があります。 (2023/01/05追加) |
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No.D850_221228-256 2022年12月28日 マイテ49 2 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
出入台に付けられた「1等」の表示。所属は近ミハとなっています。 (2023/01/05追加) |
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マロネフ59 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.D850_221228-008 2022年12月28日 マロネフ59 1 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
マロネフ59 1はもともと三直宮 (じきみや) および貴賓客御乗用として1938年に3両製造されたスイロネフ37290形のうちの1両,スイロネフ37292で,定員は一等室8名(寝台数2),二等室24名(寝台数12)となっています。1941年の称号改正時に重量記号を変更しスイロネフ38
3となりましたが,戦後は進駐軍に接収され,緩急ブレーキを撤去,冷房を搭載しスイロネ37
3に形式変更しています。進駐軍からの返還後,1949年に特別職用車スヤ48 1となりました。その後,1952年12月に皇太子用の非公式御乗用として整備されマイロネフ38
1となり,さらに1955年7月には一等寝台廃止に伴いマロネフ59 1と改称しています。 (2023/1/3追加) |
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No.D850_221228-013 2022年12月28日 マロネフ59 1 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
向かって左側は1等寝台で,1人用区分室が2室備わっていました。この区分室 (個室)
は長さ2.59m,幅1.86mある豪華な部屋です。一方,形式番号から右側の2連窓の部分は2等寝台で,下段は向かい合わせの座席を引き出して寝台とし,上段は折り畳んだ寝台を展開して用いる,上下2段のプルマン式寝台設備となっています。マロネフ59
1は1961年に廃車となり交通博物館に保存され,京都鉄道博物館開館時に移設されました。 (2023/1/3追加) |
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No.D850_221228-258 2022年12月28日 マロネフ59 1 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
2等車を表す青帯。台車は3軸ボギーのTR73を使用しています。 (2023/1/3追加) |
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No.D850_221228-014 2022年12月28日 マロネフ59 1 [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
1947年に冷房化改造した際,写真手前側にあたる後位側の片デッキ (4位側) を塞いで冷房配電盤室としています。その後,皇太子の非公式用として整備した際に再び緩急車化しており,塞いだデッキの横に車掌室扉が設けられていて特殊な構造になっています。 (2023/1/3追加) |
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スハシ38 (スシ28 301) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.D850_221228-009 2022年12月28日 スハシ38 102 (スシ28 301) [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
スハシ38 102はもともとスロシ37950形の増備車として1933年と1935年に15両製造された二等・食堂合造車スロシ38000形,スロシ38003で,1941年の称号改正でスロシ38
9となり,さらに1944年には戦時輸送力増強のため食堂の客席部分を三等車に改装し,調理室付き三等車マハシ49 14となりました。1953年に旧食堂客席部分を食堂に再改装してスハシ38 102となり,急行「日本海」などに連結され活躍しました。1961年に廃車となり,大阪・弁天町の交通科学館(後に交通科学博物館)に収蔵されました。 (2023/1/4追加) |
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No.D850_221228-011 2022年12月28日 スハシ38 102 (スシ28 301) [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
この写真で左側が前位で,スロシ38000形としての落成時には左側から順に,出入台,便所・洗面所,続いて5列分の転換式腰掛を有するニ等室,2人掛けと1人掛けのテーブルが3列配置された食堂,調理室,という構成になっていました。この写真で食堂と記載されている窓の1つ右側の窓までが二等室であった部分です。廃車後,交通科学館で食堂として使用するために高砂工場で三等座席を撤去して全室食堂車化され「スシ28
301」と標記されましたが車籍は復活しておらず架空の車番となっています。本ページでは混乱を避けるためスハシ38
102 (スシ28 301)と記載しています。写真手前の扉はHゴム支持となっており,Hゴム採用の年代的におそらくこの全室食堂車化の際に取り替えられたものと思われます。 (2023/1/4追加) |
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No.D850_221228-012 2022年12月28日 スハシ38 102 (スシ28 301) [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
2連窓の部分は食堂で,落成時には2人掛けと1人掛けのテーブルが3列配置されていました。手前の白色の窓の部分が調理室です。 (2023/1/4追加) |
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No.D850_221228-017 2022年12月28日 スハシ38 102 (スシ28 301) [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
スシ28 301と標記されていますが,廃車後の改造に伴う架空の形式であり,博物館に展示しておくのはまずいでしょう。
せめて形式標記だけでもスハシ38 102あるいはオリジナルのスロシ38003に戻していただきたい。 (2023/1/4追加) |
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No.D850_221228-135 2022年12月28日 スハシ38 102 (スシ28 301) [スハ32系客車] 京都鉄道博物館 |
台車は3軸ボギーのTR73を採用しており,軸箱が3つ並んでいます。スロシ38000形スロシ38000〜スロシ38004は台枠にUF45を使用しており,車体裾が2列のリベットで接合されています。スロシ38005以降は台枠をUF48に変更し,車体裾のリベットが1列になっています。 (2023/1/4追加) |
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オヤ31 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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No.99-20 1985年4月28日 オヤ31 12 [スハ32系客車] 米原機関区 |
EF58撮影会のときに展示されたオイラン車オヤ31 12。スハ32 426を種車に長野工場において1959年に改造されました。車体中央となる形式標記部の窓下にはサボ受けが残っています。 (2022/10/06ワイド化) |
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No.99-24 1985年4月28日 オヤ31 12 [スハ32系客車] 米原機関区 |
検測用の矢羽根を開いた状態。 (2022/10/06ワイド化) |
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No.N700_120104-393 2012年1月4日 オヤ31 12 [スハ32系客車] リニア・鉄道館 検測用の照明も見えます。 (2017/07/30追加) |
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2008年10月18日 スロ81・スロフ81系のTESTページ新設 2009年3月16日 旧型客車のTESTページ新設 2009年5月16日 キャプション記載 2022年9月29日 〜10月4日 形式一覧表作成 2022年10月4日 スロ81・スロフ81のページを本ページの60系客車に集約 2022年10月4日 職用車のページからオヤ31,スヤ42,スヤ32,スヤ52,オエ61を本ページに移設 2022年10月6日 写真ワイド化完了,キャプション欄左右入替完了 2022年10月7日 オハ31系,スハ32系,オハ35系,70系,60系,スハ43系,10系のページに分割 2022年10月11日 〜10月12日 形式一覧表に1941年称号改正前の形式を追記,各形式の概要記載 ■ 参考文献 Wikipedia 国鉄スハ32系客車 |
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