北観音山
Kita-Kannon-Yama
2016/7/23
前祭に比べ落ち着いた雰囲気の後祭宵山。
下水引と胴懸のトルキスタン絨毯
前懸のペルシャ絨毯
2016年は緋色の欄縁を使用。復元新調された下水引が鮮やか。
御幣
会所の二階から山に渡る橋。前懸は見る角度によって色彩が異なる。
六角町のたたずまい
駒形提灯と見送。
2013/7/17
合同巡行最後の年となった平成二十五(2013)年,四条通を東に向け進行する北観音山。
前懸は19世紀イスファン製メダイオン絹絨毯。町内に三井家や伊藤家など豪商が多い北観音山は豪華な懸装品が多い。
胴懸は20世紀中東蓮花葉文トルキスタン絨毯。河原町通北進のため辻廻しで左回転する。
北観音山は楊柳観音を祀る。楊柳観音が薬草を表す柳を持って人々の元に赴き病苦から救ったという観音懺悔に因み,後部右側に柳の枝を下げている。
北観音山は上り観音山とも呼ばれ合同巡行となった昭和四十一年(1966)以前は後祭の先頭を務めた。
柳の枝は町内帰還時に観客に配布される。
2013/7/16
駒形提灯は十一列あり横幅が目立つ。
祇園囃子は太鼓,笛,鉦で構成され,太鼓方は山の正面側に配置される。
後祭の本来の巡行路は三条通から時計回りであり,四条通からの合同巡行となっていた昭和四十一年(1976)〜平成二十六年(2014)までの期間も北観音山は北を向いて建てられていた。
会所に祀られた楊柳観音坐像が垣間見える
見送の鳳凰宝散額唐子嬉遊図は17世紀の明末期〜清初期の綴錦
提灯の反射に浮かび上がる唐の王侯行列
見送「鳳凰宝散額唐子嬉遊図」
2013/7/15
下水引
房掛の紋様は祇園守
下水引 唐人王侯行列風俗の刺繍
天水引 金地錦観音唐草模様
片岡友輔(ゆうほ)作の破風下木彫雲鶴
浅葱(あさぎ)色の房
下水引と胴懸のトルキスタン絨毯
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