札幌市電 [札幌市交通局]
 札幌市電は1907年,石材輸送用に設立された札幌石材馬車鉄道が基となっており,1911年に札幌市街鉄道,1916年には札幌電気鉄道,1917年に札幌電気軌道と名称を変え馬車軌道から電気軌道に転換が図られ,軌間を1372mmから1067mmに改軌し,1918年8月12日に札幌停車場‐中島公園間などが開業しました。1927年には市営化され路線が拡大しました。1970年代に入ると冬季オリンピック開催に向けた地下鉄化や自動車の交通量増加などにより多くの路線が廃止され,2024年現在は路線距離8.9km,停留所数24を保有しています。軌間1,067mm,電化方式はDC600V,架空電車線方式となっています。
■ 路線
路線名 区間 路線距離 駅数 開業日 備考
1条線 西4丁目‐西15丁目 1.44 4 1918年8月12日
山鼻西線 西15丁目‐中央図書館前 3.15 9 1931年11月20日 1954年8月全線複線化完了
山鼻線 中央図書館前‐すすきの 3.87 12 1923年7月16日 1931年11月20日全通
都心線 すすきの‐西4丁目 0.45 3 2015年12月20日 1973年廃止の旧西4丁目線,再設置
駅数(停留所数)は起終点を含む
■ 主な車両 (撮影済系列のみ)
形式 車両番号 車両数 入線時期 特徴・経歴
220形 221‐228 8 1959 廃車となった単車120形121‐127号および130形130号を種車として製造,210形と同一,正面一枚窓,丸みの多いデザイン,全長12,500mm,主電動機37.3kWx2,吊り掛け駆動,定員100名
240形 241‐248 8 1960 廃車となった単車150形の主要部品,予備品を流用し製造,車体は210形,220形,230形と同一,全長12,500mm,主電動機37.3kWx2,吊り掛け駆動,間接非自動式制御,定員100名
250形 251‐255 5 1961 廃車となった500形の主要機器を流用して製造,集電装置は当初からZパンタグラフ,台車は上揺れ枕式,全長13,100mm,主電動機37.3kWx2,吊り掛け駆動,定員110名
330形 331‐335 5 1958 日立製作所にて新製,東急デハ200形をモデルにした軽量車体,小径車輪による低床化に加え,正面窓1枚の丸みを帯びたデザインがその後登場の210形〜250形に継承,全長12,500mm,主電動機40kWx2,吊り掛け駆動,定員100名
3300形 3301‐3305 5 1998‐2001 330形の電装品を流用し車体を新製した車体更新車,シングルアームパンタグラフ,車内案内装置,LED式停車灯採用,全長13,000mm,主電動機40kWx2,吊り掛け駆動,間接非自動式制御,定員62名
8500形 8501 8502 2 1985 新製車,川崎重工製,全長13,000mm,主電動機60kWx2,VVVFインバータ制御,平行カルダン駆動,定員100名
8520形 8521 8522 2 1988 新製車,8510形の増備車,全長13,000mm,主電動機60kWx2,VVVFインバータ制御,平行カルダン駆動,定員100名
220形 221‐228
No.D200_090818‐197
2009年8月18日
220形 222号
すすきの行
山鼻線 行啓通→中島公園通
角の無いすっきりとしたスタイルの220形。222号は1959年12月に廃車となった122号の主要機器を流用し泰和車輌で製造されたボギー車。
240形 241‐248
No.D200_090818‐204
2009年8月18日
240形 242号
すすきの行
山鼻線 行啓通→中島公園通
派手な広告車の242号。1960年4月に152号の主要機器を流用し泰和車輌で製造されたボギー車。
250形 251‐255
No.D700_190313‐003
2019年3月13日
250形 253号
外回り 循環
1条線 西4丁目
広告のない落ち着いた塗色の253号。250形は210〜240形と同様の形状ですが全長が12,500mmから13,100mmに延長されゆとりを感じます。一方,全高は3,675mmから3,515mmに下げられたため肩部の丸みが小さいのが特徴です。2016年にパンタがシングルアームに変更され,塗色も1990年代中盤以降この色に変えられています。バックミラーも両サイドに付けられています。
(2024/05/18シャドー調整)
No.D700_190313‐003
2019年3月13日
250形 255号
内回り 循環
1条線 西8丁目←西4丁目
Zパンタグラフ装備,ニチレイ広告の255号。廃車された500形の主要機器を流用して1961年6月に苗穂工業で製造されたボギー車。
330形 331‐335
No.15‐10
1983年8月14日
330形 335号
すすきの行
1条線 西4丁目
三越前の西4丁目駅が1条線の始点だった頃,発車を待つ335号。335号は1958年4月に日立製作所で製造されたボギー車で,丸みの強い正面窓1枚のスタイルはその後に登場した210形以降の道産電車の基になりました。
(2024/05/18シャドー調整)
No.15‐10
1983年8月14日
330形 335号
すすきの行
1条線 西4丁目→西8丁目
すすきのへ向け出発する335号。西4丁目の駅は単線になっていました。
(2024/05/18シャドー調整)
3300形 3301‐3305
No.D200_090818‐198
2009年8月18日
3300形 3301号
西4丁目行
山鼻線 行啓通←中島公園通
3300形は330形の電気部品を流用した車体更新車で,この3301号は1998年3月に334号を種車としてアルナ工機で車体更新されました。
No.D200_090818‐193
2009年8月18日
3300形 3302号
すすきの行
山鼻線 行啓通→中島公園通
標準色の3302号,1999年3月に333号の車体更新車としてアルナ工機で製造されました。
No.D200_090818‐214
2009年8月18日
3300形 3302号
西4丁目行
山鼻線 行啓通←中島公園通
すすきのから戻ってきた3302号。側窓は3301号が当初内開き式でしたが3302号からは横引き方式に変更されています。
No.D700_190313‐006
2019年3月13日
3300形 3302号
内回り 循環
1条線 西8丁目←西4丁目
環状線化された札幌市電。西4丁目の交差点を左折し,複線化された西4丁目の旧ホームがあったあたりをゆく3302号。方向幕は内回り・循環とシンプルです。上の写真と同じ車輌ですがラッピングにより全く異なる印象を受けます。
No.D700_190313‐008
2019年3月13日
3300形 3302号
内回り 循環
1条線 西8丁目←西4丁目
2011年から雪まつりに合わせて雪ミク電車として装飾されています。2019年のミクさんはプリンセス衣装。

No.D700_190313‐009
2019年3月13日
3300形 3302号
内回り 循環
1条線 西8丁目←西4丁目
2等身のミクさんもかわいい

No.D200_090818‐208
2009年8月18日
3300形 3303号
すすきの行
山鼻線 行啓通→中島公園通
この日のコマは北海道家族旅行の際に早起きして撮影。新しい標準色の3303号は1999年12月に332号の車体更新車としてアルナ工機にて車体が製造されました。
8500形 8501 8502
No.D700_190313‐011
2019年3月13日
8500形 8502号
外回り 循環
1条線 西4丁目
8500形のラッピング電車。8500形は1985年製で,熊本市電8200形に次いで2番目となるVVVFインバータ制御車で,8501・8502の2両があります。
8520形 8521 8522
No.D700_190313‐013
2019年3月13日
8520形 8522号
外回り 循環
1条線 西4丁目
8520形は8500形2両,8510形2両の増備形で,1988年に製造,8521と8522の2両あります。VVVFインバータ制御で,2013年にインバータのパワーデバイスをRCTからIGBTに更新しています。
(2024/05/18シャドー調整)

 2019年3月17日 テストページ作成
 2019年3月21日 ページ新設
 2024年5月18日 路線表を追加
 2024年5月18日 Safariで半角数字列が電話番号リンクされるのを無効化
 2024年5月18日 主な車両表(撮影済系列のみ)を追加
 2024年5月18日 主な車両表から写真へのリンクを設置
 2024年5月18日 キャプション記載内容見直し


■参考文献
 Wikipedia 札幌市電


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