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保存機関車
タンク式 5500 ‐ 8620 C51 ‐ C58
C59 ‐ 9600 D51 サハリンD51
35 29 34 25 42 14
全国に保存されている蒸気機関車を順次取材して掲載しています。一部動態保存機関車や圧縮空気による保存機関車も含みます。京都鉄道博物館(旧 梅小路蒸気機関車館)の保存機はこちら→
タンク式機関車
110形 110
No.D200_110824-104
2011年8月24日
110
青梅鉄道公園



1871年にYorkshire Engine Co.にて製造され輸入された飽和式1Bタンク機で,重量22.3t,軸重8.5t,1872年10月14日の新橋-横浜間開業時から活躍した10両のうちの1両。当初はダイヤモンド型煙突でしたが後年写真の普通タイプの煙突に変更されています。
(2022/12/14追加)
2100形 2109
No.310-27
1993年9月12日
2100形 2109
日本工業大学
2100形は1980年前後にイギリスのダブス社で製造され日本の官設鉄道向けに6両(後の2100‐2105),日本鉄道向けの6両(後の2106‐2111),関西鉄道がダブス社とその後身のノース・ブリティッシュ・ロコモティブ社から輸入した5両(後の2112‐2116)の17両となっています。
(2024/08/21追加)
No.310-28
1993年9月12日
2100形 2109
日本工業大学
全長10,203mm,全高3,658mm,軸配置0-6-2(C1)のタンク式機関車。動態状態で展示公開されました。
(2024/08/21追加)
No.310-29
1993年9月12日
2100形 2109
日本工業大学
2109は1892年に日本鉄道に輸入され同年4月1日に172として運用開始,1894年には63に改番,国有化により1909年10月1日付で2109に改番,1929年中央本線での運用を最後に松本機関庫で廃車,西濃鉄道に払い下げられました。西濃鉄道では1966年まで運用され同年5月16日に廃車,美濃赤坂構内に留置されていました。その後,大井川鉄道に引き取られ,1970年11月から千頭‐川根両国間の側線でミニSL列車牽引に活躍しました。1976年頃から休車となり,千頭構内で保存,1992年5月31日に産業考古学会推薦産業遺産に認定,再整備され1993年9月に日本工業大学へ搬送され保存されています。
(2024/08/21追加)
No.310-33
1993年9月12日
2100形 2109
日本工業大学



その後,日本工業大学では2002年から定期的に運転されています。
(2024/08/21追加)
2120形 2221
No.D200_110824-106
2011年8月24日
2221
青梅鉄道公園
2221は1905年にNorth British Locomotives, Hyde Park Worksにて新製,陸軍野戦鉄道堤理部にNo.470として配置され日露戦争主戦場の北鮮・南満方面で使用されたCタンク機です。1907年4月1日に南満州鉄道に移管され現地で使われたあと1908年大陸から国内に帰還,1909年10月1日に2221に改番されています。国内では熊本,早岐,鹿児島で入換などに使われ,1943年に青森機関区,1945年には東能代区,1955年からは土崎工場で使われました。1960年5月7日に廃車となり1962年10月1日から青梅鉄道公園で保存されています。
(2022/12/17追加)
S108
No.D850_240619-073
2024年6月19日
S108
小寄公園



以前は本山交通公園として知られていた神戸市東灘区の小寄公園に保存されているS108
(2024/07/12追加)
No.D850_240619-073
2024年6月19日
S108
小寄公園



この機関車はCタンクで,1942年に石原産業が中国の海南島でのリン鉱石運搬用に日本車輌名古屋工場で製造したものですが,戦局の悪化で海南島には輸送できず,八幡製鉄で使われていたようです。1946年に石原産業四日市化学工場専用線に移籍し1967年10月まで使用されました。
(2024/07/12追加)
No.D850_240619-078
2024年6月19日
S108
小寄公園
この公園は1951年から1969年まで本山自動車運転免許試験場として使われ,運転免許試験場が明石に移転した後,1971年から本山交通公園となりました。自分も小学生の頃にこの交通公園で自転車講習とか交通安全教育を受けたことがあり,踏切の先にこのSLがいたのを覚えています。
(2024/07/12追加)
No.D850_240619-079
2024年6月19日
S108
小寄公園
積3.5 空3.0 牽引車輌数28両 の表記があります。
(2024/07/12追加)
No.D850_240619-080
2024年6月19日
S108
小寄公園
以前は外側の柵がなく自由にカマに触ったりキャブに乗ったりできたのですが,柵ができたため登れません。後部には大型の照明灯が付けられています。
(2024/07/12追加)
No.D850_240619-081
2024年6月19日
S108
小寄公園
バック運転しやすいよう後部視界が確保されています。
(2024/07/12追加)
No.D850_240619-082
2024年6月19日
S108
小寄公園
阪神大震災で被災し横倒しになったとのことですが大きな損傷は免れたようで今日まで大切に保存されています。
(2024/07/12追加)
No.D850_240619-085
2024年6月19日
S108
小寄公園
約50年ぶりに再会したS108号機,永く保存されることを願っています。
(2024/07/12追加)
C11 1
No.D200_110824-75
2011年8月24日
C11 1
青梅鉄道公園
C11形は鉄道省/国鉄の過熱式のタンク式蒸気機関車で,老朽化した支線・区間運転用機関車群の代替機として全国に投入され1932年から1947年にかけ381両が誕生しています。
(2022/12/14追加)
No.D200_110824-74
2011年8月24日
C11 1
青梅鉄道公園



C11形1号機は汽車製造大阪工場にて1932年6月に製造され,奈良機関庫に配置,1935年11月には山田機関庫紀伊長島分庫,1939年2月に奈良区,1941年5月に鳥取機関区上井支区,1944年3月に福知山機関区篠山口駐泊所,1947年1月1日に福知山機関区に移動し以降は入換専用機として活躍しました。1962年7月5日に大宮機関区に書類のみ移動,車体は大宮工場にて保存用整備を実施,同年10月26日廃車となり,青梅鉄道公園に保存されました。
(2022/12/14追加)
No.D200_110824-89
2011年8月24日
C11 1
青梅鉄道公園
背部炭庫周り,C11形は先に設計・製造されたC10形をベースとしており,C10形が軸重13tを超過して丙線以下の支線区に入線できなかった課題に対応するため,薄鋼板部品接合に電気溶接を採用するなどして軽量化を図り,機関車重量66.05t,第3動輪の軸重12.40t,最大12.5tを実現,入線可能線区を大幅に拡大しています。
(2022/12/14追加)
No.D200_110824-90
2011年8月24日
C11 1
青梅鉄道公園
動輪径は総重量やボイラー寸法などから,8620形やC50形で採用された1,600mmより5%小さい1,520mm,スポーク動輪となっています。従台車は外側軸受支持による釣り合い梁式2軸ボギー車となっています。
(2022/12/14追加)
No.D200_110824-91
2011年8月24日
C11 1
青梅鉄道公園
先台車の復元機構はC50形と同じエコノミー式が採用されています。
(2022/12/14追加)
C11 63
No.D200_091025-060
2009年10月25日
C11 63
喜多方市日中線記念緑道公園



C1163は1935年川崎重工業兵庫工場製造,尻内区,釜石区,仙台区,会津若松区,仙台運転所,盛岡区,長岡第一区,長岡運転所小出駐泊所などで運用され,1971年には只見線無縁か記念さよなら列車を牽引,1974年11月10日には日中線さよならSL号を牽引しました。1975年に廃車となり喜多方第二小学校に保存,その後日中線記念緑道公園に移設保存されています。
(2022/11/06追加)
No.D200_091025-063
2009年10月25日
C11 63
喜多方市日中線記念緑道公園
公式側水タンクとキャブ
(2022/11/06追加)
No.D200_091025-064
2009年10月25日
C11 63
喜多方市日中線記念緑道公園


正面
(2022/11/06追加)
No.D200_091025-065
2009年10月25日
C11 63
喜多方市日中線記念緑道公園
非公式側ナンバープレート下には会津喜多方ライオンズクラブ10周年記念事業 1975年8月のプレートが付いています。
(2022/11/06追加)
C11 80
No.D700_190810-153
2019年8月10日
C11 80
津山駅前



C1180は1935年3月30日に日立製作所笠戸工場で落成,松山庫に新製配属されました。備後十日町区で活躍した後,津山区に転属,1962年10月22日にはC1186と重連でお召し列車を牽引しています。1971年3月24日には津山線SLさよなら列車を牽引,1972年3月には新幹線岡山開業記念岡山交通博で展示されました。1973年4月11日に会津若松運転区に移動し,只見・会津・日中線で活躍,1974年11月10日には本ページのこの上に写真を掲載しているC1163とともにオハフ61形6Bの日中線さよならSL号を牽引しました。1975年1月24日に廃車となり,1976年に津山市立南小学校で保存,その後津山駅前整備完了に伴い写真のように津山駅前に移設保存されています。
(2022/11/06追加)
No.D700_190810-153
2019年8月10日
C11 80
津山駅前
美しい状態で保存されていますが屋根がないため,できれば津山まなびの鉄道館に移して扇形車庫に入れてあげたいところです。
(2022/11/06追加)
C11 351
No.D70s_050730-41
2005年7月30日
C11 351
仙台総合車両センター
仙台総合車両センターの一角で静態保存されていた頃のC11 351。このC11 351号機は1946年8月31日に日本車輌名古屋工場で落成し,仙台機関区に新製配置されました。会津線管理所,後の会津若松運転区に転属し,1972年8月には鉄道100年記念で仙台駅構内で展示され,同年10月11日廃車,1976年6月1日に仙台鉄道管理局から仙台市に無償貸与となり,仙台市ガス局原町工場内で保存された後,仙台総合車両所に移設保存されていました。残念ながら2019年に解体されています。
(2024/09/01追加)
C12 6
No.D200_090817-130
2009年8月17日
C12 6
小樽市総合博物館
C126は1933年2月6日に汽車製造大阪工場で落成し,名古屋機関庫に新製配置されました。中津川庫,滝川支区,函館区,標茶支区,と移り,1949年5月に小樽築港区に転属し,入換専用機として活躍,1973年4月24日に廃車となりました。1977年4月21日に北海道鉄道記念館に搬入され同年5月1日から展示されています。
(2022/11/08追加)
No.D200_090817-131
2009年8月17日
C12 6
小樽市総合博物館



旧手宮駅ホームに停車している姿で保存されています。
(2022/11/08追加)
E10 2
No.D200_110824-76
2011年8月24日
E10 2
青梅鉄道公園
E10は1948年に4110形の代替機として5両が製造された動輪を5軸持つタンク式機関車で,国鉄最後の制式蒸気機関車です。
(2022/12/14追加)
No.D200_110824-77
2011年8月24日
E10 2
青梅鉄道公園
煙室扉。
(2022/12/14追加)
No.D200_110824-79
2011年8月24日
E10 2
青梅鉄道公園
逆行運転を定位としているため,デフレクタは付いていません。
(2022/12/14追加)
No.D200_110824-80
2011年8月24日
E10 2
青梅鉄道公園



線路のカーブに対応するため,E10形では5つの動輪のうち第3,第4動輪はフランジレス車輪となっています。
(2022/12/14追加)
No.D200_110824-85
2011年8月24日
E10 2
青梅鉄道公園
旧型国電クモハ40054と並んだE10形2号機。
(2022/12/14追加)
No.D200_110824-86
2011年8月24日
E10 2
青梅鉄道公園
E10は逆行運転を定位とする機関車として設計されていますが,運転席の位置は他の形式と同様で,ボイラに向かって右側に設置されています。
(2022/12/14追加)
No.D200_110824-87
2011年8月24日
E10 2
青梅鉄道公園
訪問時には塗装が新しく良好な状態でした。
(2022/12/14追加)
No.D200_110824-88
2011年8月24日
E10 2
青梅鉄道公園
5つの動輪,動くところを見たらさぞかし壮観でしょう。
(2022/12/14追加)
テンダー式機関車
5500形 5540
No.D200_110824-110
2011年8月24日
5540
青梅鉄道公園
5540は日本鉄道が1897年に英国Beyer Peacock社に発注して製造された飽和式2Bテンダー機で,No.175,盛岡機関庫に配置されていました。1906年11月1日に鉄道国有法により買収され,官鉄D6形No.175となり,1909年10月1日に5540に改番されています。白山機関庫,大館機関庫などに所属し1939年に新鶴見区,1940年には高島区に移り,それぞれ入換専用機として活躍しました。1947年に横浜区,1950年に横川区,1952年に白山区西吉田支区,1953年に北海道に移り,札幌工事局で使われました。1962年10月26日に廃車となり11月13日から青梅鉄道公園に保存されています。
(2022/12/17追加)
No.D200_110824-107
2011年8月24日
5540
青梅鉄道公園



5500形は飽和式2Bテンダー機で通称ピーテンと呼ばれました。5500形は官営鉄道6両,日本鉄道60両,総武鉄道6両の計72両がありました。1929年から翌年にかけてこのうちの10両がタンク式機関車に改造されB10形となっています。
(2022/12/17追加)
No.D200_110824-119
2011年8月24日
5540
青梅鉄道公園



リベットが美しいテンダー。
(2022/12/17追加)
No.D200_110824-120
2011年8月24日
5540
青梅鉄道公園
軸配置は4-4-0 (2B),2気筒単式,動輪径は1372mm,炭水車は3軸固定式となっています。
(2022/12/17追加)
5650形 5654 (東武鉄道B4形No.39)
No.D200_090830-80
2009年8月30日
5654 (東武 B4 No.39)
貨物鉄道博物館
1898年に日本鉄道が英国Sharp Stewart社に発注して新製された飽和式2Bテンダー機。1906年に国有化され,1909年10月1日の鉄道院車両形式称号規定により改番され5650形No.5654となりました。1922年2月20日に新津機関庫で廃車になり,同3月8日に東武鉄道に譲渡,B4形No.39として佐野線の石灰輸送に活躍しました。1966年頃廃車され,昭和鉄道高等学校で保存されていましたが,校舎取り壊しのため三岐鉄道が譲り受け保存することになり,2002年8月に丹生川に回着,同年9月15日から貨物鉄道博物館で保存展示されています。
(2022/11/06追加)
No.D200_090830-81
2009年8月30日
5654 東武 B4 No.39
貨物鉄道博物館
軸配置2B,3軸のテンダーを備えており,シリンダーが斜めに取り付けられています。
(2022/11/06追加)
No.D200_090830-93
2009年8月30日
5654 東武 B4 No.39
貨物鉄道博物館



19世紀英国生まれという貴重な蒸気機関車。
(2022/11/06追加)
7101 辨慶
D700_150718-44
2015年7月18日
7101 辨慶
鉄道博物館
1880年4月に米国ピッツバーグの機関車メーカー,H.K.ポーター社で製造され輸入された軸配置1-Cの飽和式テンダ式蒸気機関車。官営幌内鉄道No.2号機「辨慶」として,同型の「義経」「しづか」などとともに活躍しました。1906年10月1日に鉄道国有法により官営鉄道に買収され,1909年10月1日の鉄道院車両形式称号規程により7100形No.7101と改番されました。1924年2月28日付で廃車となりました。その後,国鉄は1936年に7101を「義経」として復元保存する方向で車体が大宮工場に送られましたが,鉄道ファンの民間人の調査により,7105が「義経」で7101は「辨慶」であることが判り,「辨慶」として修復,保存されました。1958年に鉄道記念物となっています。
(2022/11/13追加)
D850_221112-085
2022年11月12日
7101 辨慶
鉄道博物館
鉄道記念物の7101「辨慶」。上の写真ではカウキャッチャーの前に無粋な柵が設置されておりその感覚を疑ってましたが,やはり指摘されたようで,2022年11月時点では非常に細いロープに変更されすっきりしました。こういう変更は大歓迎ですが,美観を損ねる階段も撤去してキャブには右サイドのスロープからアクセスするようにし,公式側側面がすっきり見渡せるように配慮していただきたい。
(2022/11/13追加)
D850_221112-082
2022年11月12日
7101 辨慶
鉄道博物館



正面から見た7101。幌内鉄道No.2カウキャッチャーがとてもお洒落。嫌がらせのような柵が撤去され,ようやくこういう写真が撮れるようになりました。
(2022/11/13追加)
D850_221112-082
2022年11月12日
7101 辨慶
鉄道博物館



アメリカ古典スタイルの1C形,弁装置はスチーブンソン式。煙突には火の粉止めの役目をする大型のダイヤモンドスタックが付いています。
(2022/11/13追加)
D850_221112-088
2022年11月12日
7101 辨慶
鉄道博物館
「辨慶」の愛称を側面い大きく記載したテンダー,2軸ボギー台車を2組備えています。
(2022/11/13追加)
D850_221112-312
2022年11月12日
7101 辨慶
鉄道博物館
動輪直径は914mm (3ft)で,小径カーブに対応するため真ん中の動輪にはフランジがない構造になっています。
(2022/11/13追加)
D850_221112-314
2022年11月12日
7101 辨慶
鉄道博物館


煙室サイドに取り付けられている銘板。製造番号369,1880年の記載があります。
(2022/11/13追加)
D850_221112-315
2022年11月12日
7101 辨慶
鉄道博物館
キャブ側面についている愛称BENKEIのプレート。
(2022/11/13追加)
D850_221112-316
2022年11月12日
7101 辨慶
鉄道博物館
キャブ内部。
(2022/11/13追加)
7106 しづか
No.D200_090817-168
2009年8月17日
7106 しづか
小樽市総合博物館
1885年1月に米国ピッツバーグの機関車メーカー,H.K.ポーター社で製造され輸入された軸配置1-Cの飽和式テンダ式蒸気機関車で,官営幌内鉄道No.6号機「しづか」としてNo.1(7105)の「義経」やNo.2「弁慶」などとともに活躍しました。1962年から北海道鉄道記念館で保存され,1963年には準鉄道記念物,2010年には鉄道記念物に指定されています。
(2022/11/06追加)
No.14-36
1983年8月14日
7106 しづか
北海道鉄道記念館



北海道記念館,手宮の機関庫に保存されていた時代のしづか号。手宮線は当時貨物のみ扱っていました。このあと1985年11月5日に廃線となり同時に手宮駅も廃駅となっています。
(2024/09/05追加)
No.D200_090817-101
2009年8月17日
7106 しづか
小樽市総合博物館
正面にはカウキャッチャーが装備され,ダイヤモンド型の煙突と,西部劇に出てくる機関車を髣髴とさせるたたずまいに魅了されます。薄暗くごちゃついた鉄博「辨慶」の展示と比べて機関車の美しさが段違いです。ご担当者のセンスに依るんでしょうね。
(2022/11/06追加)
No.D200_090817-102
2009年8月17日
7106 しづか
小樽市総合博物館
北の大地を鐘を鳴らして走るさまを見てみたい,オシャレなSL
(2022/11/06追加)
No.D200_090817-103
2009年8月17日
7106 しづか
小樽市総合博物館
正面から見るよりカウキャッチャーの張り出しが大きく,良いスタイルです。
(2022/11/06追加)
7150 大勝
No.14-35
1983年8月14日
7150 大勝
北海道鉄道記念館



7150形式7150号は,北海道炭鉱鉄道の手宮工場で1985年9月に製造された国産第2号の蒸気機関車で,主要部品はH.K.Porter社から輸入した7100形の予備品を流用しています。日清戦争戦勝記念で大勝号の愛称が付けられました。1906年10月に官営鉄道が買収し,7150に改番されました。1918年8月に廃車となり,1926年頃に北海道炭鉱汽船継立専用鉄道に移管,1954年10月に再度廃車となり国鉄に寄贈され苗穂工場で復元,同年111月から北海道大学農学部博物館で保存されていました。1962年11月に鉄道90周年を記念して手宮庫跡地に開設された北海道鉄道博物館に移設され保存,1964年10月14日に準鉄道記念物に指定されました。2010年に鉄道記念物に指定され,小樽市総合博物館に保存されています。
(2024/09/05追加)
Porter4514 アイアンホース
No.D200_090817-155
2009年8月17日
Porter4514 アイアンホース
小樽市総合博物館
この機関車は1909年に米国H.K.Porter社で製造されたNo.4514で,米国およびグアテマラ共和国で農産物輸送や観光鉄道などに使用されたあと,1996年に輸入され小樽交通記念館で動態保存・展示を開始しました。軌間は914mm,軸配置2‐6‐0 (1C)のテンダー式。
(2024/09/05追加)
No.D200_090817-156
2009年8月17日
Porter4514 アイアンホース
小樽市総合博物館
館内の約200mの区間を往復する形態で走行しています。客車は1067mmゲージに合わせているようで,機関車よりかなり広幅になっています。
(2024/09/05追加)
8620
No.D200_110824-108
2011年8月24日
8620
青梅鉄道公園
8620形は1914年から1929年にかけて鉄道院が導入した旅客列車用テンダー式蒸気機関車で,672両が製造されました。軸配置1C,機関車重量は48.83tです。
(2022/12/15追加)
No.D200_110824-109
2011年8月24日
8620
青梅鉄道公園



優美な曲線を持つ8620形,8620号機は汽車製造にて1914年4月3日に落成し,鳥栖機関庫に配置されました。1922年9月に若松機関庫,1935年11月に高知機関庫,1938年7月に備後十日町機関区,1939年10月に松山機関区に移動しています。1958年9月10日に廃車となり,多度津工場で保管されていましたが,1962年10月14日から青梅鉄道公園で保存されています。
(2022/12/15追加)
No.D200_110824-111
2011年8月24日
8620
青梅鉄道公園
国鉄大宮工場の昭和37年9月の機関車整備プレートは廃車時,展示保存にあたっての整備をおこなった際のものです。ナンバープレートは煙室扉のものとフォントが異なりゴシック体であり,後年製作されたものと考えられます。
(2022/12/15追加)
No.D200_110824-114
2011年8月24日
8620
青梅鉄道公園



8620形の動輪径は1,600mm,美しいスポーク動輪が採用されています。
(2022/12/15追加)
No.D200_110824-118
2011年8月24日
8620
青梅鉄道公園



テンダーは3軸。
(2022/12/15追加)
C51 5
No.D200_100522-126
2010年5月22日
C51 5
鉄道博物館



C515は1920年1月に浜松工場で18900形18904号として新製され,神戸局にて使用開始されています。岡山機関庫,神戸機関庫,姫路機関庫と移りました。1928年10月1日の称号規程改正でC515と形式変更・改番されたあと,梅小路区,福知山区,米原区,豊岡区,奈良区,伊勢区と移っています。1962年2月28日に廃車となり,翌3月1日から青梅鉄道公園に保存,2007年10月14日に鉄道博物館に移設されています。
(2022/11/14追加)
[お召装備]
No.D850_221112-254
2022年11月12日
C51 5
鉄道博物館



本機はお召列車の牽引経歴はないようですが,鉄道150年ということもあってか,国旗と菊の紋章を付けています。
(2022/11/14追加)
No.D850_221112-255
2022年11月12日
C51 5
鉄道博物館
この機関車のデフは後部が延長されており,前方は蝶番式になっています。
(2022/11/14追加)
No.D850_221112-256
2022年11月12日
C51 5
鉄道博物館



前方からの気流を円滑に煙突方向に押し上げるためか,フロントデッキ部が直線化されており,蝶番式デフはその傾斜に合わせてあります。このため本来のRのついたデッキ部との間に隙間ができています。
(2022/11/14追加)
C55 49
No.193-35
1990年8月7日
C55 49
稚内 北防波堤ドーム
C5549は,1937年3月3日に汽車製造大阪工場で落成,青森区に新製配置されました。1949年10月9日に会津若松区,1950年9月27日に旭川区に転属し,1972年3月25日に廃車となりました。1972年から稚内来た防波堤ドームで保存されていました。
No.193-37
1990年8月7日
C55 49
稚内 北防波堤ドーム
このような潮風の強い場所に雨ざらしで保存されていたため痛みが酷かったようで1996年に解体されました。非常に残念です。
No.193-38
1990年8月7日
C55 49
稚内 北防波堤ドーム


スノープローとデフが翼のように美しい。
No.193-39
1990年8月7日
C55 49
稚内 北防波堤ドーム
真横から。スポーク動輪とスリムなボイラが絶妙です。
No.194-01
1990年8月7日
C55 49
稚内 北防波堤ドーム
美しいドームとの競演。
No.194-02
1990年8月7日
C55 49
稚内 北防波堤ドーム
サイドから。
C55 50
No.D200_090817-106
2009年8月17日
C55 50
小樽市総合博物館
小樽市総合博物館に展示されているC5550は1937年3月8日に汽車製造会社大阪工場で落成,仙台区に配置されています。青森区,会津若松区,旭川区と移り,1974年11月18日に廃車,北海道鉄道記念館にて保存されました。
(2022/11/07追加)
No.D200_090817-107
2009年8月17日
C55 50
小樽市総合博物館
ED76501,キハ80系など国鉄車両に囲まれています。
(2022/11/07追加)
No.D200_090817-110
2009年8月17日
C55 50
小樽市総合博物館
雑な[旭]区名札と稼動状態のタブレットキャッチャー。このタイプのキャッチャーは先端が鋭くちょっと怖い気がします。
(2022/11/07追加)
C56 144
No.D700_150322-272
2015年3月22日
C56 144
小諸 懐古園児童公園


C56 144は1938年6月4日に日立製作所笠戸工場で新製,深川機関区に配置されました。名寄機関区,朱鞠内支区,標茶支区を経て1942年1月に中込区に転属となり,以来小海線で活躍してきました。1973年1月10日に廃車となり,小諸市へ無償提供供与,懐古園児童公園で保存されています。
C57 135
No.D200_100522-152
2010年5月22日
C57 135
鉄道博物館



古希のヘッドマークを付け鉄道博物館の転車台に載るC57135。C57135は1940年5月27日に神戸造船所で新製され,高崎機関区に配置されました。1952年に小樽築港区に転属し,重油併燃装置を取り付けています。1968年10月2日に室蘭機関区,1969年10月1日に岩見沢第一機関区に転属,1975年12月14日に国鉄SL定期列車の最終列車となった室蘭本線225レを室蘭-岩見沢間で牽引し有名になりました。1976年5月14日から東京・交通博物館で一般公開され,2007年10月14日にさいたま市の鉄道博物館に移設,保存展示されています。
(2022/11/13追加)
No.D700_150718-473
2015年7月18日
C57 135
鉄道博物館
C57135の密閉式キャブ周り。バタフライスクリーン,岩見沢第一機関区の区名札を入れています。ドーム後部で丸く反射しているのは重油併燃タンク設置の名残りでドームを切り欠いた箇所です。
(2022/11/13追加)
No.D850_221112-156
2022年11月12日
C57 135
鉄道博物館



館内の異様な暗さは変わっていませんが正面の邪魔な立て札はサイドに移り正面は細いロープ1本になっています。こういう細かい配慮はとても有り難いです。
(2022/11/13追加)
D850_221112-158
2022年11月12日
C57 135
鉄道博物館



正面から。当鉄道局もD200→D700→D850とカメラの進化でISO感度を上げてもノイズが目立たなくなり,手持ちでも被写界深度を確保しながら手ブレを抑えた写真を撮れるようになりました。
(2022/11/13追加)
D850_221112-161
2022年11月12日
C57 135
鉄道博物館
切り詰めたデフとコ形の手摺り,スノープロウ,シールドビーム,旋廻窓,と北海道のカマらしい姿をしています。
(2022/11/13追加)
D850_221112-164
2022年11月12日
C57 135
鉄道博物館
非公式側サイドを斜めから。切り詰めデフのためとても軽快な印象を持ちます。
(2022/11/13追加)
D850_221112-200
2022年11月12日
C57 135
鉄道博物館
2Fから俯瞰で撮影。赤ナンバーとロッドの赤がポイントになっています。重油併燃タンクは小樽築港区時代に付けられましたが室蘭区に移ってから撤去されたようです。
(2022/11/13追加)
C57 139
No.D700_120104-484
2012年1月4日
C57 139
リニア・鉄道館
C57139は1940年9月4日に三菱重工業神戸造船所で新製,糸崎機関区に配置されました。1945年11月11日に名古屋機関区に移り,名古屋局お召し列車専用機の指定を受けました。以来,東海道本線の主に浜松-米原間,関西本線の名古屋-亀山間などにおいて両陛下のお召し列車や皇太子殿下のご乗用列車の先頭に立つ機会を数多く担って来ました。無煙化の進展により1971年4月17日に廃車となり,準鉄道記念物に指定,国鉄中部鉄道学園で保存されていました。リニア・鉄道館の開館に先立ち2010年2月に搬入されました。
(2022/11/06追加)
No.D700_120104-355
2012年1月4日
C57 139
リニア・鉄道館



煙室ハンドルは凝った造りになっています。
(2022/11/06追加)
No.D700_120104-402
2012年1月4日
C57 139
リニア・鉄道館
デフに3条のラインを入れ,ランボードには御召機特有の手摺を付けています。一方,煙突には装飾なくシンプル。
(2022/11/06追加)
No.D700_120104-403
2012年1月4日
C57 139
リニア・鉄道館



給水温め器の両端の帯を除き,手摺や金具類は銀色で統一されています。
(2022/11/06追加)
No.D700_120104-485
2012年1月4日
C57 139
リニア・鉄道館



戦後,名古屋局の御召機としてその名を馳せたC57 139。国旗を掲げた姿も拝みたいです。
(2022/11/06追加)
C58 48
No.D700_150813-92
2015年8月13日
C58 48
嵯峨嵐山 19世紀ホール
嵯峨野観光鉄道トロッコ嵯峨駅に隣接する19世紀ホールに展示されているC5848。冷暖房完備の屋内保存で美しい姿です。ツララ切り,切り詰めたデフ,密閉キャブ,スノープロウ,と北海道の香り満載のC58です。
(2015/08/29追加)
No.D700_150813-99
2015年8月13日
C58 48
嵯峨嵐山 19世紀ホール
タブレットキャッチャーがすばらしい。
(2015/08/29追加)
C58 354
No.D70s_050730-240
2005年7月30日
C58 354
森脇児童遊園
ED91 11と同じ廃線跡の児童遊園に保存されたC58 354。1944年1月15日に川崎車輌兵庫工場で落成し,王寺機関区に新製配置されました。和歌山区,奈良区,竜華区,会津若松運転区と移り,1974年廃車,1975年8月に仙台鉄道管理局から利府町に無償貸与され,森脇児童遊園で保存されていました。残念ながらこのあと2022年に解体されたようです。
(2024/09/01追加)
No.D70s_050730-263
2005年7月30日
C58 354
森脇児童遊園
公式側。訪問時は塗装もされて比較的状態は良かったものの,やはり屋外展示ということで部品盗難や天候による劣化については苦しかったと思います。
(2024/09/01追加)
No.D70s_050730-281
2005年7月30日
C58 354
森脇児童遊園
盗難に遭ったのか煙室ハンドルが欠損しています。
(2024/09/01追加)
No.D70s_050730-282
2005年7月30日
C58 354
森脇児童遊園



正面。児童に解放された遊具としての使命を全うしたC58 354号。
(2024/09/01追加)
C58 365
No.D70s_050730-61
2005年7月30日
C11 365
仙台総合車両センター



船体総合車両センターでD51 1108の後ろに連結され静態保存されていたC58 365。このC58365号機は1944年2月に川崎車輌兵庫工場で落成し美濃太田機関区に新製配置されました。稲沢第一機関区,美濃太田機関区,沼津機関区,遠江二俣機関区,敦賀第一機関区,小牛田機関区と転属し,1972年8月には鉄道100周年記念行事で仙台駅構内で展示されました。同年10月11日に廃車となり,仙台市ガス局原町工場内で静態保存されました。その後,仙台総合車両所内に移設されていました。2019年12月に残念ながら解体撤去されてしまいました。
(2024/09/01追加)
No.439-36A
2005年7月30日
C11 365
仙台総合車両センター
ポジでも撮影しましたが引きがなく横位置で撮ると先輪から補助灯まで入りませんでした。左はD51 1108の炭水車。
(2024/09/02追加)
C59 1
No.D200_110429-40
2011年4月29日
C59 1
九州鉄道記念館
C591は1941年5月24日に汽車製造大阪工場で落成し,名古屋機関区に新製配置されました。電化区間の西進に伴い名古屋機関区から姫路第二機関区,門司港機関区,熊本機関区と転属し特急・急行等,旅客列車の牽引にあたりました。1965年9月30日には鹿児島本線熊本電化により蒸機最終となる7レ「みずほ」を牽引,その後第一種休車となり同年10月22日廃車となりました。1966年10月14日に準鉄道記念物に指定され小倉工場で保存されていました。2003年8月9日から九州鉄道記念館に移設され静態保存されています。
(2024/09/01追加)
No.D200_110429-128
2011年4月29日
C59 1
九州鉄道記念館



青ナンバーを付けた正面。数々の特急ヘッドマークを掲げてきた取り付け金具が誇らしげに付いてます。
(2024/09/01追加)
No.D200_110429-39
2011年4月29日
C59 1
九州鉄道記念館



C59は特急牽引機らしく給水温め器は煙室前に置かれ前照灯周りはすっきりとしています。
(2024/09/01追加)
No.D200_110429-38
2011年4月29日
C59 1
九州鉄道記念館
C59 1の後ろには関門のEF10 35ED72 1キハ07 41クハ481-603クハネ581-8などが並んでいます。
(2024/09/01追加)
No.D200_110429-108
2011年4月29日
C59 1
九州鉄道記念館
キャブ周り
(2024/09/01追加)
No.D200_110429-125
2011年4月29日
C59 1
九州鉄道記念館
キャブのメーカーズプレートは汽車会社,昭和十五年製造,製造番号2000となっています。区名札は門司港機関区の[港]を入れています。
(2024/09/01追加)
No.D200_110429-126
2011年4月29日
C59 1
九州鉄道記念館
特急牽引機の証,1750mm動輪。
(2024/09/01追加)
No.D200_110429-107
2011年4月29日
C59 1
九州鉄道記念館
炭水車
(2024/09/01追加)
No.D200_110429-124
2011年4月29日
C59 1
九州鉄道記念館



テンダー後部,ナンバープレートと標識灯
(2024/09/01追加)
C62 17
No.D700_120104-322
2012年1月4日
C62 17
リニア・鉄道館
特徴ある名古屋機関区"名"の区名札。
No.D700_120104-448
2012年1月4日
C62 17
リニア・鉄道館
正面側の照明が暗く綺麗に撮影できません。凝った演出のつもりなんでしょうがこれは暗すぎ。車両全体をきちんとみせる照明が欲しいです。
No.D700_120104-455
2012年1月4日
C62 17
リニア・鉄道館
サイドから。
No.D700_120104-456
2012年1月4日
C62 17
リニア・鉄道館
炭水車後部も真っ暗です。
No.D700_120104-459
2012年1月4日
C62 17
リニア・鉄道館


2階から見下ろすC6217の煙室周り。
No.D700_120104-460
2012年1月4日
C62 17
リニア・鉄道館
C62はこの角度が好みです。
9608
No.D200_110824-112
2011年8月24日
9608
青梅鉄道公園
9608は川崎重工兵庫工場で1914年1月に製造されました。岡山機関庫,姫路機関庫,糸崎機関庫,亀山機関庫,鷹取機関庫,吹田機関区,福知山機関区,竜華機関区などを移動し貨物列車牽引で活躍しました。1962年10月26日に廃車となり青梅鉄道公園に静態保存されています。
(2022/12/15追加)
No.D200_110824-113
2011年8月24日
9608
青梅鉄道公園
屋根があるので保存状態は良好。
(2022/12/15追加)
No.D200_110824-117
2011年8月24日
9608
青梅鉄道公園



形式入りのナンバープレート,フォントが美しい。
(2022/12/15追加)
9667
No.D700_151031-131
2015年10月31日
9667
高萩勤労青少年ホーム
周囲に柵がありますが,雨ざらしなので結構痛んでいます。
(2015/11/01追加)
No.D700_151031-137
2015年10月31日
9667
高萩勤労青少年ホーム
滑らかなラインは現役当時のままです。
(2015/11/01追加)
No.D700_151031-134
2015年10月31日
9667
高萩勤労青少年ホーム


正面から。ヘッドライトがシールドビームに更新されているのが残念。
(2015/11/01追加)
No.D700_151031-138
2015年10月31日
9667
高萩勤労青少年ホーム
9667の経歴。高萩ではキュウロクじゃなくキウロクって云うんですか?
(2015/11/01追加 2022/10/17ワイド化)
59634
No.D200_110429-130
2011年4月29日
59634
九州鉄道記念館



59634号機は川崎造船所兵庫工場で1922年1月31日に落成し広島機関庫に配置されました。岡山機関庫,富山機関庫,職制変更で富山機関区,金沢機関区,直方機関区,秋田機関区,庭坂機関区,山形機関区,米沢機関区,後藤寺機関区,と転属し1974年12月24日に廃車となり,粕屋町中央公民館で静態保存されていましたが,2001年10月にJR小倉工場に移設して再整備し,2003年7月から九州鉄道記念館に移設して展示されています。
(2024/09/01追加)
No.D200_110429-129
2011年4月29日
59634
九州鉄道記念館
キャブのナンバープレート。最終配置機関区である後藤寺区の[後]の区名札が入っています。経歴上,九州との縁はとても短いにも関わらず,博物館の屋根の下で手厚い保護を受けることになった59634,非常に運の強いカマだと思います。
(2024/09/01追加)
D51 2
No.D700_120103-255
2012年1月3日
D51 2
交通科学博物館
D512は1936年3月26日に川崎車輌兵庫工場で落成,稲沢l機関庫に配属されました。1949年9月14日に大垣機関区,1950年5月11日に中津川機関区,1955年4月1日に多治見機関区,1955年10月5日に稲沢第一機関区に転属,1971年4月25日には関西本線名古屋口の最終定期SL貨物列車を牽引しました。1971年12月13日に廃車となり,大阪弁天町の交通科学館(後に交通科学博物館と改称)で保存されていました。
(2022/11/06追加)
No.D700_120103-288
2012年1月3日
D51 2
交通科学博物館
キャブ回り
(2022/11/06追加)
No.D700_120103-289
2012年1月3日
D51 2
交通科学博物館
D51初期形の特徴である半流形,なめくじ形ドームが美しい公式側側面。デフには点検口の他,前面側にも縦長の開口部があります。
(2022/11/06追加)
No.D700_120103-290
2012年1月3日
D51 2
交通科学博物館
旧京都駅の屋根の下にとD512が展示されていました。サイドからきれいに車体が撮影できGoodでした。
(2022/11/06追加)
No.D700_190810-043
2019年8月10日
キハ28 2329 キハ52 115 D51 2
津山まなびの鉄道館
津山区の扇形車庫に並んだ昭和の立役者達。

D512は2014年の交通科学博物館閉館に伴い2015年3月9日に津山に陸送され,2016年4月2日から津山まなびの鉄道館にて展示開始されています。
(2022/11/06追加)
No.D700_190810-122
2019年8月10日
D51 2
津山まなびの鉄道館
扇形庫内にいるため保存状態は心配なしですが,できれば時折引き出してナメクジ形ドームを見せて欲しいです。
(2022/11/06追加)
D51 51
No.D700_150813-91
2015年8月13日
D51 51
嵯峨嵐山 トロッコ嵯峨駅前
流麗なナメクジ形D51の全容が見渡せる広場。
(2015/08/29追加)
D51 96
No.437-18
2005年6月12日
D51 96
碓氷峠鉄道文化むら
銀河鉄道999のヘッドマークを付け横川に展示されているD51 96号機。デフが切り詰められており北海道ゆかりのカマであることがうかがえます。1938年3月30日,汽車製造大阪にて落成,新潟局に配属され松本区で使用開始しました。1954年長野区,1965年岩見沢区と転属し,苗穂工場にて耐寒工事が施工されました。岩見沢区,長万部区,滝川区と移り1976年3月1日廃車,群馬県長瀞町でSLホテルとして利用され,2000年4月10日以降,碓氷峠鉄道文化むらにて静態保存されています。
(2024/08/25追加)
No.439-20A
2005年6月12日
D51 96
碓氷峠鉄道文化むら
ナメクジ形D5196の非公式側側面
(2024/08/25追加)
D51 187
No.D700_150718-30
2015年7月18日
D51 187
大宮総合車両センター
D51187は1938年9月9日に大宮工場製番No.01として新製され田端機関区に新製配置されました。1945年12月29日に姫路区に転属,その後,1955年11月8日に姫路第一区から浜田区に転属,1956年には後藤工場に入場して後藤式デフレクタを装備しています。また1969年には同じく後藤工場にて後藤式集煙装置を装備し山陰地区で活躍しましたが,1971年8月26日に廃車,製造元の大宮工場でオリジナルに近い形態に修復し,静態保存されています。
(2022/11/10追加)
No.D700_150718-32
2015年7月18日
D51 187
大宮総合車両センター


鉄道博物館のオープンと合わせ,大宮総合車両センターの道路に面した敷地内にレールウェイプロムナードとしてレンガ造りのトンネルを模した屋根付きで保存されています。整備が行き届いており,見るも無残な静態保存機が多い中にあってトップクラスの美しさを誇っています。
(2022/11/10追加)
No.D850_221112-001
2022年11月12日
D51 187
大宮総合車両センター
上の写真から約7年,再訪しました。キャブの窓回りに傷みが見られます。
(2022/11/13追加)
No.D850_221112-002
2022年11月12日
D51 187
大宮総合車両センター
キャブサイドのナンバープレート下に大宮工場・1号の名誉ある銘版を付けています。塗装のツヤ感がなくなって第3動輪にサビが浮いてきていますが,屋根があるのでこの程度で抑えられていると思います。
(2022/11/13追加)
D51 211
No.D700_150504-608
2015年8月13日
D51 211
王子動物園
D51211は1938年10月13日に鉄道省大阪鉄道局鷹取工場の製番1号として落成,姫路機関区に新製配置されました。吹田区,梅小路区,奈良区,と移り,1971年3月1日に第1種休車,3月30日に鷹取工場に入場し保存用に重油併燃装置や集煙装置を撤去されました。1971年5月4日に廃車となり東灘貨物駅経由で王子動物園に搬入され保存されました。
(2022/11/06追加)
No.D700_150504-607
2015年8月13日
D51 211
王子動物園
定期的な塗装や掃除が行われていますが,なにぶん露天での保存展示が現役期間より長期に及んでいるため,傷みが気になります。
(2022/11/06追加)
No.D700_150504-611
2015年8月13日
D51 211
王子動物園
鉄道省鷹取工場製造番号1の記念すべきプレートが付いています。
(2022/11/06追加)
D51 231
No.D200_110810-4
2011年8月10日
D51 231
上野国立科学博物館



夏休みで賑わう国立科学博物館,前庭に展示されているD51 231号機。この機関車は国鉄長野工場で1939年3月31日に落成し,長野機関区に新製配置されました。長岡機関区,吹田機関区,亀山機関区,鷹取機関区で使われた後,1954年6月に盛岡機関区に転属し,同年大宮工場に入場し重油併燃装置を取り付けています。1968年8月には小樽築港機関区に転属となり苗穂工場にて耐寒工事・電化工事・前照灯副灯増設・北海道仕様デフ切り詰めなどがなされ北海道スタイルとなりました。1973年に追分機関区に転属し,1976年3月10日廃車となりました。同年,国立科学博物館に無償貸与され静態保存されています。
(2024/09/01追加)
D51 452
No.D200_110824-142
2011年8月24日
D51 452
青梅鉄道公園
D51 452は1940年2月28日に汽車製造大阪工場で落成し仙台局・原ノ町区に新製配置されました。1950年1月16日に長町区に転属,1954年9月10日に郡山工場で重油併燃装置を取り付けています。1966年6月12日に一ノ関管理所に移動,東北本線で使用されました。1966年10月6日には青森区,1967年7月26日には竜華区に移動,1967年8月12日に鷹取工場にて集煙装置取付けと重油併燃装置交換,1972年5月11日に廃車,同年12月20日から青梅鉄道公園で静態保存されています。
(2022/12/13追加)
No.D200_110824-139
2011年8月24日
D51 452
青梅鉄道公園
D51にはこの集煙装置が良く似合います。
(2022/12/13追加)
No.D200_110824-144
2011年8月24日
D51 452
青梅鉄道公園
D51452は1967年から1972年の廃車まで竜華機関区に所属しており,関西本線のSLさよなら列車で使われました。
(2022/12/13追加)
No.D200_110824-64
2011年8月24日
D51 452
青梅鉄道公園



訪問時は正面も美しい状態でした。
(2022/12/13追加)
No.D200_110824-92
2011年8月24日
D51 452
青梅鉄道公園
部品類の欠損が無く美しい状態で保存されています。
(2022/12/13追加)
No.D200_110824-93
2011年8月24日
D51 452
青梅鉄道公園
キャブに乗ることもできます。
(2022/12/13追加)
No.D200_110824-67
2011年8月24日
D51 452
青梅鉄道公園



屋根が無くて少し心配ですが永く保存されることを願います。
D51 515
No.428-14
2004年4月3日
D51 515
水戸 千波公園



偕楽園前の水戸千波公園に置かれている,赤ナンバーのD51です。
No.428-18
2004年4月3日
D51 515
水戸 千波公園
架線注意のマーク。子供達がカマに乗って遊んでいますので,一緒に撮影しました。
(2022/10/17ワイド化)
No.428-19
2004年4月3日
D51 515
水戸 千波公園



汽笛です。
(2022/10/17ワイド化)
No.428-30
2004年4月3日
D51 515
水戸 千波公園
キャブ脇のナンバープレートと区名札入れ。
No.428-31
2004年4月3日
D51 515
水戸 千波公園
千波湖のサクラとD51
No.D700_20140315-118
2014年3月15日
D51 515
水戸 千波公園
梅祭りの際にまた会いに来ました。
(2015/06/14追加)
No.D700_20140315-119
2014年3月15日
D51 515
水戸 千波公園
定期的に塗装されており外観の状態は良さそうです。
(2015/06/14追加)
No.D700_20140315-119
2014年3月15日
D51 515
水戸 千波公園
[水]の区名札が入っています。上の写真と水の書体が変わってます。
(2015/06/14追加 2022/10/17ワイド化)
D51 745
No.420-14
2003年3月30日
D51 745
上毛高原駅前
上毛高原駅前で静態保存されていた頃のD51745です。比較的状態は良さそうに見えます。現在は水上に移されています。
No.420-15
2003年3月30日
D51 745
上毛高原駅前
正面
D51 853
No.135-10
1986年10月6日
D51 853
飛鳥山公園



D51 853号機は1943年8月31日に国鉄鷹取工場で落成,カマボコドームの戦時型で吹田機関区に新製配置されました。梅小路機関区,姫路第一機関区,長岡第一機関区,酒田機関区と転属し,1972年6月14日に廃車となりました。その後東京北鉄道管理局から東京都北区に無償貸与となり飛鳥山公園に静態保存されています。
(2024/09/04追加)
D51 946
No.D700_151031-114
2015年10月31日
D51 946
いわき市石炭化石館
この日はとにかく脚立が大活躍でした。
(2015/11/01追加)
No.D700_151031-116
2015年10月31日
D51 946
いわき市石炭化石館
24mmも大活躍。
(2015/11/01追加)
No.D700_151031-116
2015年10月31日
D51 946
いわき市石炭化石館

正面。手前の看板を避けるため脚立を使用しました。
(2015/11/01追加)
No.D700_151031-126
2015年10月31日
D51 946
いわき市石炭化石館
キャブ周り。
(2015/11/01追加)
No.D700_151031-127
2015年10月31日
D51 946
いわき市石炭化石館
板バネが美しい炭水車の台車。初期車とは異なっています。
(2015/11/01追加)
D51 1072
No.D700_150505-774
2015年5月5日
D51 1072
JR神戸駅前



1944年2月27日に日本車輌名古屋工場で落成し函館機関区に新製配置されました。岩見沢区,旭川区,新得区,池田区,五稜郭区,滝川区,追分区と北海道内で使われ1976年3月1日に廃車となりました。1978年7月15日から元町西広場で保存され,1992年4月にJR神戸駅横に移設されています。北海道らしい切り詰めたデフとカマボコ形の戦時型ドームが特徴です。
(2022/11/06追加)
D51 1108
No.D70s_050730-70
2005年7月30日
D51 1108
仙台総合車両センター
仙台総合車両センターで静態保存されるD51 1108。後ろはC58 365C11 351。D51 1108号機は日本車輌名古屋工場で1944年7月29日に落成し,新潟鉄道管理局に配属されました。新津機関区,大館機関区,弘前機関区,青森機関区,会津若松機関区と転属し,1972年10月2日に廃車となりました。仙台市に無償貸与され仙台市ガス局原町工場内で静態保存された後,仙台総合車両センターに移設して保存されていました。このあと,2019年12月にC58 365C11 351とともに解体されてしまいました。
(2024/09/01追加)

 2015年3月29日 ページ開設
 2022年10月17日 各形式にラベル作成,SL Topページから各形式にリンク
 2022年10月17日 キャプション欄左右入替完了
 2022年10月17日 写真ワイド化完了
 2024年7月12日 タンク式とテンダー式に分離
 2024年7月12日 掲載順序ををタンク式B→C→E→テンダー式B→C→Dに変更


■参考文献
 Wikipedia 国鉄C11形蒸気機関車
 デゴイチよく走る! 機関車データベース 


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