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DE15 | |
DE15は1967年12月にデビューした除雪用機関車です。DD15は除雪装置を取り付けると軸重15.5tに達し,線路規格の低い線区には入線できませんでした。そこで,DE10をベースにDE15が製造されました。また,DE15ではラッセル部を3点の密着式連結リンクによる連結式としたことが特徴です。ラッセルヘッドには単線用と複線用があります。 ■基本番台:1250ps,SG搭載。1,2,4,5,6は複線形単頭式,3は単線形単頭式。 ■1000番台:1350ps,SG搭載。1001・1003〜1006は複線形単頭式。1002が単線形単頭式。後に1002,1004,1006は両頭式に改造。1002は2052に改番。 ■1500番台:1350ps,SG非搭載。1501〜1504,1507,1509〜1512,1514〜1516,1518は複線形単頭式。1505,1506,1508,1513,1517は単線形単頭式。1519以降 は複線形両頭式で製造。単頭式から両頭式に改造されたものがあり,単線用両頭化改造車は2550番台に改番。 ■2050番台:SG搭載の単線形単頭式車を単線形両頭式に改造したグループ。 ■2500番台:1350ps,SG非搭載,単線形両頭式。27両。 ■2550番台:単線形単頭式の1500番台車を単線形両頭式に改造したグループ。種車に1050を加えたナンバーに改番。 |
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DE15 1 | |
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No.17-27 1983年8月21日 DE15 1+50系51型客車 1722レ 江差線 七重浜 客車牽引にも大活躍のDE15の1号機です。ナンバープレート中央とスカートの後部標識灯横にとラッセルヘッド車取り付け用の密着連結リンクがあるのが特徴です。江差線の51系客レは上磯−函館間に朝1往復,木古内−函館間に朝上り,夕方下りの1往復の設定がありました。私の乗車したキハと交換。 |
DE15 1004 | |
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No.21-19 1983年8月29日 DE15 1004+旧型客車 小浜線 小浜 この1004号機はスカート部の密着連結リンクが取り外されています。 |
DE15 2508 | |
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No.18-29 1983年8月24日 釧網本線 斜里 DE15 2508+旧客 642レ 網走行きの642列車が斜里で釧路行きの641列車と交換し,発車。この車両はスカート部の密着連結リンクだけでなく前照灯の真ん中にあるリンクもはずしており正面のナンバーが正確に読み取れます。 (2010/01/04追加) |
DE15 2515 | |
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No.15-17 1983年8月15日 DE15 2515 宗谷本線 名寄 単線形両頭式ラッセルヘッドを装備した2515号機。 (2006/10/18追加) |
機番不明 | |
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No.100-6 1985年4月28日 DE15とキ100 米原機関区 複線形両頭式ラッセルヘッドにて"特雪正装"したDE15とラッセル車"キ100"の並び。すばらしいですが,画面の鉄ちゃん達は隣のカマ(EF651010)に夢中のようです。 (2006/09/27追加) |
機番不明 | |
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No.194-39 1990年8月8日 9162レ DE15 ニセコ 函館本線 小沢→倶知安 ワイスの踏切です。小沢から機材を抱えて暑い中歩いて来て,やれやれとスタンバイしているとおっちゃんが来て「今日はSL故障だよ」。ボー然として,トボトボ戻りかけたところで新たな被害者が登場。声をかけ訳を話すと「DE15も貴重だから撮りましょう」と,気を取り直して一緒に撮影しましたが,なんともむなしい一日でした。結局この夏はC623の姿を見ることはできず,翌年の秋までお預けになってしまいました。 (2006/10/01再スキャン,C623の項からコピー) |
2006年9月26日 作成 ■参考文献 最新JR機関車 ヤマケイレイルブックス12 広田尚敬 坂正博 山と渓谷社 2002年3月 Wikipedia 国鉄DE15形ディーゼル機関車 |
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