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東武鉄道 C11 123
■ 略歴
項目 年月 場所 特記事項
製造 1947年4月6日 日本車輌製造名古屋工場 江若鉄道の発注で製造,車両番号C11 1 (国鉄C11 1は別)
新製配置 1947年 江若鉄道 愛称[ひえい] 旅客列車牽引機として運用
譲渡 1957年11月15日 雄別炭礦鉄道 貨物列車牽引機として運用
会社分離・譲渡 1970年4月16日 釧路開発埠頭
廃車 1975年9月23日 釧路開発埠頭
静態保存 1975年- 江別市 個人所有により保存
譲渡 2011年 日本保存鉄道協会
譲渡・搬出 2018年11月8日 東武鉄道 11/14 南栗橋車両管区到着
動態復元工事開始 2019年1月 東武鉄道南栗橋車両管区
改番発表 2020年11月16日 東武鉄道 車両番号 C11 123に改番
火入れ式 2021年12月24日 東武鉄道南栗橋車両管区
営業運転開始 2022年7月18日 東武鉄道南栗橋車両管区
■ 撮影記録
撮影日 場所 ヘッドマーク 特記事項
2024年9月15日 下今市機関区 大樹 モミジ色 扇形車庫内
2024年9月
No.D850_240915-095
2024年9月15日
C11 123
東武鉄道 下今市機関区



扇形機関庫内で待機するC11 123号機。先に東武に来たC11 207号機では東武の速度照査形ATSの取り付けが困難と判断されヨ8000に速度発電機を搭載,本線上では常にヨ8000を連結して運用する手法が採られました。一方このC11 123号機では従台車の軸箱を改造し速度発電機を組み込むことに成功,この結果C11 123号機はヨ8000の連結が不要となり単機で客車牽引できることになりました。蒸気機関車が客車を牽引する列車来の姿にできるだけ近づけたいとする東武鉄道のこだわりを感じます。
No.D850_240915-096
2024年9月15日
C11 123
東武鉄道 下今市機関区



この機関車も北海道でのキャリアが長く,機関士側,助士席側とも旋回窓を装備しています。
No.D850_240915-
2024年9月15日
C11 123
東武鉄道 下今市機関区
レンガ調のオシャレな扇形機関庫。当初は2,3番庫のみでしたが1番庫を増築し,美しい外観を誇る機関庫が完成しています。この機関庫を見るだけでも下今市を訪問する価値があります。

 2024年9月18日 ページ新設


■ 参考文献
 Wikipedia 国鉄C11形蒸気機関車


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