371系
■ 　371系はJR東海初の在来専用特急形電車で，御殿場線と小田急電鉄小田原線の相互直通運転向けに開発されました。先頭車のクモハ371は3次元曲面を持つ流線形の非貫通構造で，ダブルデッカーのサロハ371を2両中間に入れた7両固定編成としました。界磁添加励磁制御，2M方式と1M方式を併せ持った5M2T構成，側扉は各車両片開き1扉で800mm幅のプラグドアを採用，塗装は新幹線100系と同一の白3号地とし窓周りに青20号の帯を配しています。371系は1991年3月16日から営業運転を開始し「あさぎり」2･3･6･7号の他「ホームライナー沼津」「ホームライナー浜松」「ホームライナー静岡」にも使用されました。 ■ ■新製車 形式 番号 製造年 主な仕様･相違点 クモハ371 1 1991 奇数(新宿)向き,全長21,250mm,先頭部:3次元曲面流線形費貫通構造,C‐PS24Aパンタグラフ搭載,主電動機120kW C-MT61A直流直巻補極付き電動機,直並列組合せ抵抗制御･界磁添加励磁制御,モハ370とユニットを組む,定員60名,7号車 101 1991 偶数(沼津)向き,1号車 モハ371 201 1991 全長20,000mm,1M方式の中間電動車,主電動機120kW C-MT64A直流直巻補極付き電動機,直並列組合せ抵抗制御･界磁添加励磁制御,補助電源装置,C‐PS24Aパンタグラフ搭載,定員68名,5号車 モハ370 1 1991 全長20,000mm,クモハ371とユニットを組む,トイレ設置,補助電源装置,CP,蓄電池搭載,主電動機120kW C-MT61A直流直巻補極付き電動機,定員60名,6号車 101 1991 定員60名→58名,2号車 サロハ371 1 1991 全長20,250mm,ダブルデッカー構造,車販準備室,公衆電話設置,定員32+18名,4号車 101 1991 3号車 ■ ■編成 ← 小田急新宿 沼津 → 静シス X1 クモハ371 ‐1 モハ370 ‐1 モハ371 ‐201 サロハ371 ‐1 サロハ371 ‐101 モハ370 ‐101 クモハ371 ‐101 Mc M' M TSD TSD M' Mc ■
クモハ371-1
No.348-28 1994年11月27日 静シス X1編成 クモハ371-1他 7両 特急 あさぎり 沼津行 御殿場線 御殿場←足柄	小田急新宿/奇 クモハ371‐1+モハ370‐1+モハ371‐201+サロハ371‐1+サロハ371‐101+モハ370‐101+クモハ371‐101 沼津 富士山麓を走る小田急新宿行き特急「あさぎり」
クモハ371-101
No.348-28 1994年11月27日 静シス X1編成 クモハ371-1他 7両 特急 あさぎり 新宿行 御殿場線 岩波←裾野	小田急新宿/奇 クモハ371‐1+モハ370‐1+モハ371‐201+サロハ371‐1+サロハ371‐101+モハ370‐101+クモハ371‐101 沼津 晩秋の夕刻，富士を左に見ながら小田急新宿へ急ぐ371系「あさぎり」
2024年8月23日　ページ新設 ■参考文献 　JR電車編成表 '92冬号 1991年1月1日 (株)ジェイ･アール･アール 発行 　Wikipedia　JR東海371系電車